今回のイギリス離脱問題で、為替市場を含めた金融市場は乱高下をしました。私もイギリスが離脱の決定というアホな間違いを犯すわけはないと思っていましたが、実際は離脱でした。そもそも「なぜイギリスが離脱するべきではないのか」という方が世界に多くいらっしゃいます。私から...
FXコラム
2016年後半のドル円の動きを考える
早いもので2016年も半分があっという間に過ぎ去りました。しかし為替相場の世界では今年の前半はかなり激動の時期で、年初から米国の利上げの影響をもろに受けて、株も為替も低迷することとなりました。1月末には日銀がまさかの「マイナス金利」を導入、それを受けて相場が上...
自動売買を尻目にループイフダンが人気の背景
2013年あたりから、それまでも存在していたループイフダン系の仕組み売買と呼ばれるサービスが急激に注目されるようになり、広範に大流行の兆しとなっています。ループイフダンという言葉は正確にはアイネット証券のサービスの登録商標ですが、要はイフダンを繰り返し何回も自...
UKのEU離脱に関する外資系ファンドの見方
UKのEU離脱が決定して以来、メディアでは多くのエコノミストが登場して、かなり悲観的な見通しを語るようになっています。こうしたコメントを見ていますと、ほとんどポンドには未来がないような印象をもってしまいます。たしかに当座の状況を考えれば、ほとんどプラスになるも...
市場の流動性低下に厳重注意の一週間
週明けの為替相場はとにかく「流動性」が低下しており、ちょっとした売買の影響で相場が上に行ったり下に行ったりする相場が続いています。特に短期の投機筋とアルゴリズムしか動いていない様子で、売れば買い戻しがでることから上下に常に振らされる相場になってしまっています。...
期待が高まるG7協調体制で何ができるのか?
「UKのEU離脱騒動」はキャメロン首相の辞任へとつながり、既に経済的な問題よりも当面は政治的な部分での駆け引きが大きくなりそうな状況です。UKサイドは新首相のもとで「EU条約第50条」に基づき離脱意思を表示したいとしていますが、EUサイドは「とっとと離脱意思を...
暴落相場の中でのボリンジャーバンド活用法
24日のUK投票ショックから週が変わった為替市場ですが、参加者も少ないようでかなり場の薄い中で方向感のない動きが続いています。さて、先週末のような暴落相場では、ほとんどのオシレータ系ツールがチャートの底に張り付いてほとんど役立たずの時間過ごすこととなってしまい...
英国EU離脱でもアメリカは利上げをするか?
英国のまさかのEU離脱を受けて、金融市場では米国の利上げにさらに後ずれ観測がではじめています。このコラムでは毎度おなじみとなっております、「CME」のFedWatchは今月からその表示方法が少しだけ変わっていますが、英国の離脱を受けて7月、9月ともに既にグラフ...
EU離脱騒ぎでなぜ日本の株が売られるか?
週末、多くの金融市場関係者や個人トレーダーがやっと落ち着きを取り戻して週明けからの相場展開について思いをはせているいることと思いますが、今回の「UK」の国民投票の結果非常に気になったのが、日経平均の下落幅が他国の市場にくらべて際立って大きいことです。瞬間的には...
イギリスEU離脱を受けて今後の動きに注目!
いつも思うのですが、こういう事態で週末をはさむと頼りになるアナリストや評論家のコメントが週明け月曜日になります。どうせ、当たらないのだからゆっくりあなたがたが考えても無駄、土日返上で出勤しなさいよ、とは思います。私からみると、たまのバカンスでも働いているのだか...