日本株の「ファンダメンタルズ」が良い、とアナリストや専門家が叫ぶ度に個人的にはしらけていきます。日本のファンダメンタルズなんかちっともよくなっていないし、テクニカルもFXも、株も全然ダメな状態で、なぜ、この人たちは、「円安、株高」なんて言えるのだろうか、と不思...
角野 實のコラム
ドル円のテクニカル分析@移動平均線10、30から見る
最近はファンダメンタルズの話ばかりしているので、まずはテクニカルの話からしていきたいと思います。〇ドル円日足単純移動平均10.30普通は4時間足で「単純移動平均の10、30」をみるものですが、4時間足はほぼ、円高で確定になっており、そして、かい離がひどい状態な...
ハイテクをもつアメリカ経済の一人勝ち
毎朝、テレビ東京のモーニングサテライトをみていると非常に楽しいものです。6連続営業日下げのときのコメンテイター陣は、あるものは顔つきがさえなく、青白く、またあるものは、ここから絶対に上がると強弁を張り、尾川真樹に至ってはいつものように大門未知子ばりの「円安です...
GDPと経済指標から今後の展開を考える
何度も何度も話をしているように、日本の4-6月期のGDPが2.5ポイントの上昇なんてありうる話ではなく、出来過ぎの状態です。この原因は恣意的なものがないとすれば前四半期が、低い数字にとどまった場合、4-6月期の成長率が相対的に高くなる、年率換算は、傾向があると...
日米の生産者物価指数 というよりも烏合の衆、アナリストども!
きのうは、アメリカの生産者物価指数が発表されました。結果は以下の通りになります。WSJより前月比で0.4、前年比で2.8になります。グラフCMEより詳細な解説この数字をみると、日米欧の金融当局が物価上昇2パーセントを目指している中、卸売物価指数、企業物価指数、...
今週の注目は日本のGDP速報値とアメリカの消費者物価指数
週末に発表されたカンザスの鉱工業生産は、前月比変わらずの結果になりました。軒並み経済指標が悪化する中で、カンザスの鉱工業生産が変わらずなのは、おそらくハリケーンで被害が出たのだろうと思います。その復旧によって、結果的に指数が上昇したのではないか、と考えています...
ミシガン大学消費者信頼感指数の結果からわかること
引用:WSJきのうの夜中、ビットコインが急落した後にミシガン大学消費者信頼感指数が発表されました。結果は97.8でコンセンサスの100よりは悪い結果になりました。ミシガン大学消費者信頼感指数ミシガン大学の消費者信頼感指数は1966年を100とした指数で、上記の...
日本の機械受注発表からわかる株安・円高
きのう9月の機械受注が発表されました。上記が詳細の内容になるのですが、普段から見ていない方には非常にわかりづらいと思いますので、今年の10-12月の見通しをみてほしいと思います。この数字をみて、おわかりになると思いますが、こんなにも景気が上昇をしているのに、機...
景気先行指数とアメリカの原油在庫について
上記のグラフは1985年からの日本の「景気動向指数、CI」になります。青が先行指数、オレンジが一致指数、グレーが遅行指数になります。このグラフは2002年を100と基準にした指数になります。一般的に景気動向指数が100を超えると、景気がいい、と判断されるのが一...
日経平均株価がバブル崩壊後の高値について
株式投資をやっている人は、高値更新なのに、ドル円、FXはさえない、と感じている人は非常に多いと思います。ただ、この現象は、日経平均自体がすでに日本経済の実力以上を買ってしまっており、大手ファンド、金融機関はどちらにしろ、急落に備えてヘッジを多用するほかがない、...