8月後半からそれほど大きな動きを示現しなくなっていたトルコリラですが、ここへ来て、またしても今週13日(木)に発表されるトルコ中銀の政策決定の内容が相場の方向性を示すものとして大きく注目され始めています。トルコ中銀は自ら近い時期に利上げを示唆したことから、本当...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
現FRB議長ジェローム・パウエルの政策とトランプとの関係
10年前のリーマンショック以降、米国をはじめとする先進主要国の中央銀行の非伝統的な金融緩和政策が実施されたことにより、その政策が経済の回復と株式市場の上伸に大きな役割を果たしてきたといえます。しかしその緩和の中心にあった米国FRBは昨年からすでに緩和の出口に向...
トランプ暴露本またしても登場
米国ではこの11日にまたしてもトランプの暴露本が出版の運びで、大きな話題になりつつあります。ここのところ小説の出版よりもこうした暴露本のほうが断然売れ行きがいいことから、1月に発売されたトランプ本に続いて、またしても政権の内側を取材で暴露する形の出版本となって...
9月入りでも動かない為替相場
9月米国のレイバーデー明けで本格的に年後半の短い相場がスタートしたはずですが、実際の相場はまだ方向感に乏しくほとんど動かない状況が継続中です。秋口の最大イベントと言えば米国の中間選挙になりますが、それを超えるまでは殆ど動かないのではないかとの指摘も出始めており...
リスクオン・オフが米株次第で決まる実にやりにくい相場
足元の為替市場を動かしているのはどうやら「米株の動向」であることが8月後半からの市場の動きでかなりはっきりし始めています。米債金利にもっと反応すべきものと考えていたのですが、どうも今の相場は株式市場、とりわけ米国の株式の動きに応じて動くようになっており、想像以...
8月アノマリーの答え合わせ~悲喜こもごもの結果
8月相場というのは株も為替もそれなりのアノマリーがあることは、このコラムでもご紹介してきましたが、果たして今年はどの位そのアノマリーがワークしたのでしょうか。今回はそれにフォーカスしてみたいと思います。安定の豪ドル円はまさにアノマリー通りの展開まずは豪ドル円で...
中央銀行の役割と存在意義をあらためて考える
中央銀行は国の金融政策を司る専門の機関として、これまではどこの国でもほぼ同じような機能を果たしてきました。しかし2008年の世界的な金融危機(いわゆるリーマンショック)以降は日米欧の主要国を中心として、その機能は他の新興国などの中央銀行の政策とは違い、独自路線...
米国の為替介入はありうるのか?
ここのところ複数の米系メディアが米国の「為替介入」の可能性について報道を始めており市場が注目しています。具体的にトランプ大統領がそうしたことをツイッターで口走ったわけでもないので、あくまで市場関係者の心配事のうちの一つというレベルを脱することはできません。しか...
自民党総裁選・安倍三選に向けて9月株と為替は本当に高値維持されるか?
いよいよ自民党の総裁選まであと一か月を切りました。安倍総理はわざわざ鹿児島まで出向き、西郷さんよろしく平成のその先の時代に向けて新たな国づくりを進めていく、その先頭に立つ決意だと決意表明を行っています。しかし、ネット上では6年前の暴力団員による山口の安倍総理私...
トルコ・エルドアン対米反撃姿勢劇化でリラ再度安値試しか
「犠牲祭」ということで一週間イスタンブールの市場がお休みであったことから、静かな一週間となった先週のトルコリラでしたが、エルドアン大統領が米国との対決姿勢を鮮明にしたことから、ここからの相場はまたしてもトルコリラの史上最安を試す動きが顕在化しそうな状況です。エ...