為替相場におけるM&Aの買い切り玉の賞味期限ですが、本邦の生命保険会社の豪州の保険事業買収などの話題でポンドが買われたり、豪ドル円の買い戻しが進んだりしています。こうしたM&Aの話というのは、どこまでが賞味期限なのか非常にわかりにくい部分があり、一体どの時点ま...
今市太郎のコラム
FXレポートプレゼントの詳細はこちら
今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
SELL ON FACTに要注意!
CME、シカゴマーカンタイルが運営するFedウオッチによると、10月の「FOMC」における利上げ実施の確率は実に4.6%にまで落ち込んでいるようです。ほとんど年内の利上げすらも織り込める状態ではなくなっているようですが、日銀の追加緩和については、いよいよETF...
米国の影響で利上げが怪しくなりつつあるUK
米国の利上げが後ずれする中にあって、先進国では唯一利上げが先行するのではないかと期待されてきたUK(イギリス)の状況に変化が現れ始めています。BOEのカーニー総裁は、かなり早い段階での利上げを匂わせる発言を今年も度々行ってきました。しかし、果たしてそんな状況な...
宮田氏エリオット波動論レポートのドル円分析
今年7月にもご紹介した「エリオット波動分析」の専門家である三菱UFJモルガンスタンレー証券の宮田氏は足元の相場状況をどのように見ているのか?⇒ ドル円は既にピークアウト?宮田直彦氏エリオット波動レポートで見る今後の相場予測上記の前回の記事から、3ヶ月経過したこ...
IMM通貨ポジションから考えるこの先の動き
多くの方は既にご存知だと思いますが、CFTC・全米先物取引委員会は、各取引所にそれぞれの商品先物の建て玉の公表を義務付けております。それを受けて各取引所は毎週火曜日の取引終了後の建て玉枚数をCFTCに報告し、CFTCはそれを集計して、毎週金曜日の午後3時30分...
オイルマネーの市場からの撤退が与える影響
世界最大の政府系ファンドをもつノルウェーは、10月第一週に8200億ドル規模の資産を、ファンドを立ち上げてから初めて取り崩す意向を発表しています。これはサウジアラビアに次いでの動きであり、これでノルウェー、カタール、サウジアラビア、ロシアなど原油高で利益を積み...
中国の外貨準備は本当はいくらあるのか?
国慶節で一週間ほどお休みだった中国市場のおかげで、何となくリスクが後退したような気分にさせられている10月です。しかし、中国に関しては相変わらず「何が本当で何が嘘なのかさっぱりわからない状況」が続いており、油断は禁物であることは間違いありません。470兆円以上...
イエレン議長の体調不良を見て当面利上げなし
日本時間の10月9日未明に発表された「FOMC」議事録では、多くのアナリストが利上げ見送りの判断は紙一重だったことが議事要旨で示されると見込んでいました。しかし、実際は一部の「FRB」メンバーが米労働市場完全雇用の状態にあると指摘する一方で、世界経済への懸念が...
FOMC議事録は嘘じゃないが本当でもない
9月の「FOMC」で「FRB」の利上げが先送りされたことから、「FOMC」の議事録にも大きな注目が集まっており、公表内容で為替も株も上下する大きな材料になっています。この「FOMC」議事録にかかわった人間の口から作成の舞台裏が暴露されるようになっており、必ずし...
2015年ヘッジファンドの業績は最悪に
ロイターなど複数の海外メディアで報じられ始めていますが、今年は「ヘッジファンド」の業績が2008年の「リーマンショック」以来の低水準に陥っているようで、大きな損失を出し始めているファンドが多く見られているようです。年央までは平均3.7%程度の利益となっていたよ...