欧州連合(EU)のトゥスク大統領は2月2日、英国が求めているEU改革に関する合意案を示しており、これをベースにして2月18日・19日の両日に開かれる、EU首脳会議で加盟28カ国が合意できるかどうかが焦点となります。ただ、英国サイドが考えている内容とEUからの回...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
日銀マイナス金利政策のとんだ副産物
「マイナス金利」導入でも3日と持たなかった「日銀」の「金融政策」効果ですが、実は外資系の短期投機筋は日銀の「マイナス金利」による円や「日経平均株価」の動きよりも、中国人民元の動きに対して、かなり神経質になっていることがわかり始めています。外為オプション市場では...
投げと踏み上げの応酬で明け暮れたドル円
1月28日の日銀政策決定会合の結果発表以降、この一週間の相場の動きを再度チェックしてみますと、驚くべき「ボラティリティ」が示現したことがあらためて理解できます。ここ2ヶ月の相場を振り返る大損させられてしまったので、もはや二度と見たくないという方も多いことかと思...
ドルのセンチメントは本当に変わったのか?
「日銀のマイナス金利」への市場の反応に翻弄されているうちに、どうやらドル自体のセンチメントが明らかに変化しつつあるようです。3日のNYタイムもダドリーNY連銀総裁が、現在の金融環境が12月時点よりひっ迫している、として、3月の決定に影響があることを示唆するとと...
日銀のマイナス金利で完全に壊れたFX相場
「3日しか持たなかった緩和措置」のコラムを書いたそばから、市場には大激震が走っています。米国ISM非製造業指数の発表からじりじりと値を下げたドル円は、0時半の原油在庫統計を受けてとうとう117.500円レベルにまで下落し、短時間で2円ほどの急落を示現する事とな...
3日持たなかった黒田マイナス金利バズーカ
どうも今回の「黒田バズーカ」は過去2回の相場の動きと違うと、このコラムに書いたばかりですが、2日のNY市場は原油安に株安が重なって最初から軟調でドル円は明け方に120円割れとなりました。すでに日銀会合後につけた121.400円よりも118,500円のほうが近い...
時間の経過で評価が二分するマイナス金利
日銀の政策決定とともに勢いよく上伸した29日のドル円でしたが、その後すぐに相場が激しく上下に振れたことが象徴するように、「マイナス金利」に対する市場の評価はかなり二分された状況になっております。発表から二順目となった月曜日のNY市場では、すでに戻り売りでストッ...
上海株式市場の下落リスクは終わっていない
市場はすっかり日銀の「マイナス金利」に気をとられているようですが、1月28日ブルームバーグがUBSグループの警告として、上海・中国株に強制処分により大量の売りの公算を警告して市場の注目を集めています。東京タイムはすっかり10時15分、10時半に反応しなくなった...
ドル円戻り売りの可能性が高い状況は継続中
年初から激しい上下動を繰り返した1月の為替相場もやっと終了。週明けから2月相場へと突入することになります。1月最終日に登場した日銀の「マイナス金利」はまだまだ市場の折込がついていない状況であり、週明けの相場も慎重な対応が必要になりそうです。過去2回の「黒田バズ...
日銀マイナス金利実施で株式市場は乱高下
日銀は29日の政策決定会合で国債買い入れ額の増額ではなく、大方の予想外の「マイナス金利」を導入することとなり、この内容が伝わると、日経平均は一時597円高まで急伸したのちメガバンク株などが売られ274円安まで下げるなど荒い値動きとなりました。一瞬往って来いか・...