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投げと踏み上げの応酬で明け暮れたドル円

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1月28日の日銀政策決定会合の結果発表以降、この一週間の相場の動きを再度チェックしてみますと、驚くべき「ボラティリティ」が示現したことがあらためて理解できます。

ここ2ヶ月の相場を振り返る

大損させられてしまったので、もはや二度と見たくないという方も多いことかと思いますが、一旦冷静に振り返ってみますと日銀の政策決定会合がとんでもないリスクイベントであることを改めて認識することができるのです。

上記のチャートは昨年12月の「FOMC」の利上げから始まって、まさかの日銀の補完措置、そして年明けのわけのわからない株と為替の猛烈な下押し、さらに1月28日のこれまたまさかの「マイナス金利」による日銀の緩和措置、そして週明け3日節分天井のはずの「アノマリー」を完全にブチ破る、ドル円の117円初頭への下落と5日の「雇用統計」結果までを示したものです。
この間には2回ほど米国の「雇用統計」がありましたが、日銀の政策決定会合前後の相場の動きをみてみますと、雇用統計よりはるかに大きく上下動していることが瞬間に理解できるチャートとなっているのです。
12月の「FOMC」後のドル円の動きは、ほぼ2円ほどの上昇であり、1年近く待ち続けたイベントの結果としてはたいした動きにはなりませんでした。
しかし、その後18日に日銀から発表された補完措置では、アルゴリズムが買い上げて121.35円超までの相場はほどなく下落をはじめ、日銀総裁会見でさらにダメ押しの下落を示現し、行き返りで3円50銭以上の下落を果たすことになります。
また年明け少しは戻るかと思いきや、そこからずるずる相場は下げて年初から1月20日のセリングクライマックスまでで4円下落することとなっています。
こちらはそれでも20日間の話ですから、下落といっても下向きの動きであることは容易に理解できていての動きとなりました。
そして1月28日やらないと公言されていた「マイナス金利」の実施で、ドル円は121.400円レベルまで上昇しましたが、週明け持ったのはたった1日で3日からは下落がはじまりとうとう117円を切り、雇用統計を通過しても116円台後半で週を終えることとなっています。
1月の「マイナス金利バズーカ」では上下で都合8円近く動いた勘定で、今一番危ないのは実は日銀の政策決定会合であることがよくわかります。

ボラティリティの増幅を拡大させる相場の投げと踏み

昨年の夏から12月前までは、ドル円は相当よく動いても1日1円上下すれば、かなり動いたという印象をもったものです。

年間の変動幅が10円そこそこですから、これは当然の話で、多くの個人投資家はこの値幅での動きに慣れていますので、1日に2円以上動く相場に対応しきれないのが現実の状況といえるのではないでしょうか?
つまりオシレータ系にしてもボリンジャーバンドや一目均衡表を使うにしても、これまでの経験則からなら逆張りでエントリーして十分に利益がとれると思って入ったポジションが、さらに想像を超える下落や、逆に大幅上昇で投げと踏みを繰り返していることがこうした未曾有の「ボラティリティ相場」を形成してしまっているようです。
日々の取引でも迂闊に突っ込み売りをしたり、順張りで高値に近いところで買いでついていくと毎日のように取り残されて、損切りをさせられる相場が続いております。
つまり、多くの投資家が設定している、ストップロスをつけると上にも下にも「オーバーシュート」気味に相場が動いてしまう日々が続いているというわけです。

危ないときにはやらなのが鉄則だがそれでは何も儲からない

プロであれアマチュアであれ、これだけの相場の変動の中でコンスタントに利益を上げ続けるのは至難の業で、長く相場でポジションを持ち続ければ必ず上昇か下落に巻き込まれて不本意なストップロスをつけざるを得ない状況が続いています。

よほどレバレッジを下げ、しかも信じられないほどの証拠金で勝負しているのならば話は別ですが、もはや「デイトレ」でさえリスクはかなり高い取引手法となってしまっています。

荒れ相場にも巻き込まれない姑息な売買手法

そこで、下記のチャートをご覧いただきたいのですが、これはなんと1分足のチャートにエンベロープの13分移動平均を乗せたもので、上下に0.03%、±2αでも0.06%という上下幅を示したものです。

下段はRSIの21日移動平均を示していますが、通常チャートを見ながら売買するのがもっとも難しいとされる1分足のドル円の動きでも、金曜の晩の雇用統計直後に大きく振幅してからは、相場が明け方収まるまで驚くほどに上下±2σの中に収まっていることがわかります。
取引枚数にもよりますが、一旦短期のレンジ内におさまったところをすかさず逆張りで丹念に売買していますと、大きく狙わなくても1000通貨単位をベースにして、1日に5000円程度は誰でも無理なく利益を積み上げることができる時間帯が示現するのです。
資金に余裕があって1万通貨で勝負できるならば、1日=5万円も実は夢ではありません。
こう書くとどこかの自動売買のソフトのキャッチコピーのようですが、私のここのところ経験からいいますとポンド関連はさすがにやめておいたほうがいいものの、ユーロドルでも1分足でこの手法を利用して利益を上げることができています。
つまり、何があっても平常時ですと相場の上下幅はある程度想定ができ、それを逸脱することは非常に限られているということがわかります。
ただし、想定外の指標結果や要人発言で外れることがありますから、失敗したと思った途端に損切りすることが必要です。
また上下に細かくとれる相場であれば、2時間から3時間継続して「スキャルピング」をしなくてはならないという重労働も待ち構えていることは事実です。
相場に材料がありませんと本当に動きませんから、「スキャルピング」すら難しいのは間違いありませんが、少し動きがでてから相場が収まるまでの数時間は実はスキャルピングには意外においしい時間帯になり、大きく動いた後なので、信じられないような動きでやられることも少ない、「安全相場」になることが多いのです。
毎回コラムで「ファンダメンタルズ」を語って、売買している手法がそれか?というお叱りを受けそうですが、「ファンダメンタルズ」だけでは相場のエントリーポイントはわかりません。
年間を通じて明確なトレンドが出るのはせいぜい2回程度で、あとは短期のトレンドを常に追いかけるのがFXの相場の現状となってしまっています。
何も大きくとれる時に「スキャルピング」などを積極的にやる必要はまったくありませんが、あえて「ボラティリティ」の大きな大変動に乗らないで、刹那的なスキャルで利益を積み上げるというのは、この時期3月までの相場で個人投資家が勝ち残るためにはお勧めの手法です。
ポイントはただ一つ、今回ご提示した条件のチャートを見るのでもいいですが、基本はご自身でチャートを設定して自分の判断で売買して儲けられる条件設定を見つけ出すことです。
人の請け売りチャートの売買手法ではやはり儲かりません。
(この記事を書いた人:今市太郎
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