週明けの為替相場は先週の状況から一転し、英国の離脱の可能性がかなり薄れている状況ですが、多くの通貨ペアがかなり戻りを試したにもかかわらず、ドル円は動きが鈍く、105円にすら戻れないままに21日の東京タイムでは逆に「103.55円」ブレイクを狙った下値押しを展開...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
月曜日窓開けは世論調査結果のせいではない?
皆様ご存知のように今週月曜日の朝、ポンドをはじめとして主要通貨は大きく窓空けから相場をスタートすることとなりました。大方のトレーダーの方は、英国の国民投票に絡んで残留優位の世論調査結果がでたことから大きく買い戻しになったという報道などに納得されたことと思います...
ミセスワタナベのポンド円買いは危うし!
「ロイター」の報道で世界中に知らしめらてしまった「ミセスワタナベ」、つまり日本人個人投資家のポンド円の買い増しが大きく市場で話題になりはじめています。当然のことながら「英国のEU離脱」が決まればこの逆張りは大失敗に終わることになりますが、それにもましてこうした...
ドル円の視点から英国のEU離脱投票の動き
英国の国民投票は残留派の英議員銃殺事件をきっかけとして離脱、残留派ともに活動が止まってしまい、週末に期待されていた一定の動きも出てこないことから、23日の投票にこれがどう影響するのかもよくわからない状況となってきてしまっています。Photo Reuters.c...
BREXITをネタにしたファンド勢の荒稼ぎ
6月16日の「日銀の政策決定会合」の政策発表前後の、ドル円を中心とした相場の動きに驚いた個人投資家の方は多かったと思います。BREXITの投票を前にしてほぼノーマークだった「日銀の政策決定会合」にファンド勢が売り仕掛けを行ったことはほぼ間違いないようで、今BR...
英国国民投票がFX相場に与える影響を考える
英国のEU離脱をかけた国民投票は、EU残留派の英議員銃撃などショッキングなニュースが飛び込んできたことから、一時投票日を変更するといった情報も流れましたが、今のところオンスケジュールで投票は行われるようです。さて、結果がどちらに転ぶかが最大のポイントになります...
日銀の政策決定会合の度に暴落する株と為替
16日の「日銀政策決定会合」は大方の市場の事前予想通りに現状維持となったにもかかわらず、相場は株も為替も事実上の暴落状態となってしまいました。特に為替の世界では11時半の東証の前場が終わったあたりからドル円が急落しはじめ、日銀からの現状維持のメッセージが出る前...
日銀政策決定会合現状維持でドル円は104円
6月16日の「日銀政策決定会合」は昼前に早々と現状維持を発表し、それを受けてドル円は大きく売られ104.53円レベルまで下落しました。さすがに英国の国民投票もどうなるか不透明であるこの時期に日銀だけが勇み足で緩和措置を打ちだすことは考え難かったものの、相場は「...
結果的に予想通り変更なしの6月FOMC
大方の予想通り、16日の日本時間午前3時に発表された6月の「FOMC」の結果は利上げを見送る形となり、7月以降の動きが注目されることとなりました。ドルは一時的に売られる形となっていますが、概ね予想通りということもあり、ドル円は年初来安値となる105.44円台ま...
ポンド関連のワイドスプレッドに要注意!
23日の英国の国民投票が刻一刻と近づきつつありますが、早ければ日本時間の24日早朝から出口調査の結果などが発表されることとなり、為替相場はかなり荒れた展開になることが予想されます。英国と日本は8時間の時差がありますから、現地が夜になるとちょうど日本が明け方を迎...