週明けの為替相場はとにかく「流動性」が低下しており、ちょっとした売買の影響で相場が上に行ったり下に行ったりする相場が続いています。特に短期の投機筋とアルゴリズムしか動いていない様子で、売れば買い戻しがでることから上下に常に振らされる相場になってしまっています。...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
期待が高まるG7協調体制で何ができるのか?
「UKのEU離脱騒動」はキャメロン首相の辞任へとつながり、既に経済的な問題よりも当面は政治的な部分での駆け引きが大きくなりそうな状況です。UKサイドは新首相のもとで「EU条約第50条」に基づき離脱意思を表示したいとしていますが、EUサイドは「とっとと離脱意思を...
暴落相場の中でのボリンジャーバンド活用法
24日のUK投票ショックから週が変わった為替市場ですが、参加者も少ないようでかなり場の薄い中で方向感のない動きが続いています。さて、先週末のような暴落相場では、ほとんどのオシレータ系ツールがチャートの底に張り付いてほとんど役立たずの時間過ごすこととなってしまい...
英国EU離脱でもアメリカは利上げをするか?
英国のまさかのEU離脱を受けて、金融市場では米国の利上げにさらに後ずれ観測がではじめています。このコラムでは毎度おなじみとなっております、「CME」のFedWatchは今月からその表示方法が少しだけ変わっていますが、英国の離脱を受けて7月、9月ともに既にグラフ...
EU離脱騒ぎでなぜ日本の株が売られるか?
週末、多くの金融市場関係者や個人トレーダーがやっと落ち着きを取り戻して週明けからの相場展開について思いをはせているいることと思いますが、今回の「UK」の国民投票の結果非常に気になったのが、日経平均の下落幅が他国の市場にくらべて際立って大きいことです。瞬間的には...
英国の国民投票で見えてきたドル円のポイント
英国の国民投票関連のディールで興奮冷めやらぬ方も多いかと思いますが、とりあえず、ポンドやユーロは別にして、この国民投票でドル円に関して見えてきた「3つのポイント」について、今回はお話をしてみたいと思います。1.新たなレンジの上下限は107円と99円今回の英国の...
FX取引では勝者無きイギリス国民投票の結末
UKの国民投票は既にご存知のとおり、まさかの離脱が決定してしまうというとてつもない事態がついに引き起こされてしまいました。売り方、買い方双方に甚大な被害がでている模様今回のUKの国民投票は、まず投票日の朝からのロンドン市場が異常に離脱回避に対する楽観論に包まれ...
聞きしにまさる破壊力のイギリス国民投票
多くのトレーダーの方はUKの離脱を巡る投票結果を食い入るようにごらんになっていると思いますので、結果のはまだ出ていませんが、途中経過で感じた事をこのタイミングでまとめてみることにします。投票中は動かないと思いきやどんどん買いあがった相場まず開票が進む段階で、残...
最後は天候次第という英国国民投票の微妙さ
22日のロンドン、NYタイムは午前零時の「LONDON FIX」に向けて主要通貨が思い切り買い上げられることとなり、ほぼここで最後の巻き戻しが終了した模様で、その後は大きく値を下げて取引自体が著しく細る状況となっています。ここからはいよいよ23日の投票結果次第...
ジョージ・ソロスの講演で下落したユーロ
「ロイター」の報道によりますと、「ゴールドマンサックス」は20日、EU離脱をめぐる英国の世論は依然として拮抗していることから米国債の下落を見込んだ取引を行うのは、時期尚早であるという見方を示しています。これは当然為替にも一脈通じるところですが、21日の為替市場...