今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
ショートのストップつけまくりで上昇のドル円
ここのところドル円は「ストップロス」をつけることで必要以上に下落してしまったり、一気に上昇してしまうことがあるようで、なかなかやりにくい相場になっていますが、8日のNYタイムもその典型的な例になりました。とくショートが溜まりすぎた場合にはこうした吹き上がりは比...
依然としてくすぶるアメリカの利上げ観測
6日に発表された、ある意味米国経済の頼みの綱であるサービス業の業況を示す「ISM非製造業景況感指数」が大幅に悪化したことを受けて、為替市場では既に9月の利上げはなしとの見方が強まっております。利上げの確率を示す「CME」のフェデラルファンドレートも15%にまで...
根拠を失ったフィッシャー副議長の利上げ政策
8月26日のジャクソンホールにおける「イエレン議長」の講演と、それに並行したフィッシャー副議長のTVメディアでの年間2回利上げ発言を受けて、為替相場はドル高方向に跳ね上がる展開となりました。6日に発表になった8月の「ISM非製造業指数」は51.4と予想(54....
黒田総裁が口を開けば躊躇なく下落するドル円
週明けのドル円相場は前週104円ぎりぎり位のところで終了したことから、さらに上伸するものかと思いましたが、日経平均は3ヶ月ぶりに1万7000円を回復したにもかかわらず、ずるずる下げる動きとなりました。極めつけは日銀の「黒田東彦総裁」が東京都内で講演し、9月の金...
ドル円相場を支えるアメリカ株式の危うさ
日本の株価は日銀の「ETF」買いによる「PKO」でなんとか1万6000円以上に支えられていますが、依然として外国人買いは限られており、商いも非常に少ない閑散相場が続いています。しかしそれとは対照的に高値を維持し続けているのが米国の株式市場です。ただ、秋口は例年...
利上げ観測が後退してもドル円を買う投機筋
2日に発表された8月「米国雇用統計」の結果を受けて、株式市場は9月利上げ後退を受け止めたことから上昇して週末の相場を終了することとなっていますが、為替市場では、ドル円を中心にしてドルが非常に発表後もドルが買い上がる状況が続いており、ドル円は104.300円レベ...
悪くもないがとりたててよくもない雇用統計結果
市場の過大な期待を背負って発表となった8月の「米国雇用統計」ですが、結果は非農業部門の就業者数は前月より15・1万人増となり、市場予想の約18万人を下回りました。しかし労働市場が改善している中にあっては悲観的な数字ということでもなく、相場は発表直後102.80...
FRB・副議長の話に乗ったファンド勢の動き
ドル円相場は2日の「雇用統計」の結果を待たずにするすると値をあげ昨晩のNYタイム序盤では104円に乗るほどの上伸ぶりを見せることになりました。しかしその後発表されたISM製造業景況感指数が50を割り、巷ではマイナス成長になるのではという声も聴かれ、ドル円は90...
8月アノマリーも終わってみれば陽線引け
例年8月はドル円は円高だと言われ、今年もそれなりに円高が進みましたが、結果的に月足でみますと、そうした動きがデフォルメされるということが非常に強く実感されることになったのが今年の8月相場といえます。終わってみればまさかの「陽線引け」でありまして、一ヶ月を通して...