投資の行き場を無くして集まる米国株式への資金
日本株とはまったく異なり多くの海外からの資金がなだれ込むようになっているのが米国の株式市場ですが、この高値更新と維持の原動力となっているのは、あきらかに日欧で繰り広げられている「マイナス金利」の影響であることは間違いない状況で、運用難に陥っている日欧の機関投資家がこぞって資金を米国の株式市場に投入しているのです。
他国の中央銀行まで積極投資する米国株式市場
最近日経ベリタスが詳細を報じていますが、今年1月から6月めでの間にもっとも米国株を購入したのはなんとあのスイス国立銀行(中央銀行)だったというなかなか衝撃的な事実が公表されています。
高値が永続的には続かないのが米国株式市場
米国株式相場は世界の巨大河川が一定周期で大反乱と洪水を巻き起こすのと同じように、8年から10年で必ず暴落を引き起こすという事実をもった相場であることは有名です。
冷静に見ると割高で買うタイミングではない米国相場
既に「S&P500」の「PER」は17倍になっており、過去5年平均のの14倍を大きく上回っており、ここから買いに回って利益がでるレベルではないのが現実です。