2日のNY市場は、当初経済指標の悪化などで株価が続落する展開となりましたが、G7財務相・中銀総裁、3日に電話会議へというニュースヘッドラインが出てから株価が爆上げする形となり、終わってみればNYダウは+1293ドルの上昇となり、週末のセンチメントをいきなりひっ...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
急激に強まるFRBの緩和期待~だが緩和がウイルスを負かすかどうかはわからない
2月最終週、思わぬレベルで大暴落となった米国株式市場を受けて市場参加者は一様にFRBの利下げ期待による緩和の拡大を期待するようになっています。これはここまでの相場の推移から考えれば至極当たり前の動きともいえるわけですが、果たして今回の新型ウイルス起因のほぼパン...
遅まきながらはじまった最悪の相場下落展開
週明けからいよいよ3月相場で、今年は気温も高いことから中盤には桜が咲き始めるのではないかという予想も出ているものの、金融市場は一転して真っ暗な状況に陥りつつあります。この新型肺炎の問題が浮上してきた時から多くの市場参加者は相場が大きく下落す...
米国内でのウイルス感染が相場を乱高下させることに
既に市場のテーマは完全に新型肺炎の感染拡大問題になりつつありますが、26日のNY市場も立ち上がりは押し目と思って買い向かう向きが多かったものと思われます。ダウも一気に前日比460ドルまで上昇したものの、NY近郊で発症者が出たというニュースヘッドラインからどんど...
米株市場が突然気にし始めたコロナウイルスリスク
金融市場というのは突然センチメントが変わり、相場の動きがそれまでと大きく異なる方向に動き出すということは長く取引をしていますとよく出くわすものです。24日、日本が祝日でお休みだったこの日、アジア時間から各国の株式市場が下落をはじめ、NYタイムの米株も軒並み大幅...
やはりドル円の動きは確実に変化している
足もとのドル円相場状況が果たして日本売りの円売りなのか単なるドル高でまだ円売りではないという議論が先週から市場でも起こっているようです。通常特定の国をターゲットにした売り相場が示現する場合にはまず債券が売り込まれて債券価格が大きく下げるのが基本だが日本はそこま...
緊急情報トルコリラスワップ激減で大暴落の可能性
スワップ狙いのトルコリラのロング取引が危機的な状況に陥っています。すでにご存じの方も多いと思いますがトルコ中銀が政策金利を10.75%にまで下げて来たことでFXのトルコリラロングにおけるスワップ金利が大きく変化しています。昨年6月までは政策金利が年利24%とウ...
とうとう日本という国のリスク回避のための円安スタートか
為替市場に大きな変化が現れ始めています。ここまではリスク回避といえばドルとともに円が買われるのが相場の常であったわけですが、足元では日本という国が抱えるリスクを嫌気したドル買い、円売りが明確になってきており、ドル円はとうとう111円を超えて112円方向に突っ走...
為替の中で明確に出たユーロドルの下落トレンド~果たしてついて行くべきか
材料はいろいろあってもまったく動かない為替相場の中で明確に下落トレンドが出始めているのがユーロドルで、ドルインデックス自体も上昇トレンドがではじめています。ドル円は新型ウイルスのリスクが高まってもほとんど下押ししない状況で、上昇もしない代わりに下落もいしないと...
リスク無視の暴騰米株相場~反転下落の引き金はやはり中国新型肺炎
新型肺炎リスクが世界的に大きく広がりを見せていても米株相場だけはFRBの過剰金融緩和だけを頼みの綱にして相場の暴騰を続けてきたわけですが、18日東京タイムでアップルが1~3月の売上がガイダンスに届かない見通しであることを発表した途端に先物相場が崩れだし、ドル円...