今年は欧州が一番の問題になるであろうということは、春から散々に渡って申し上げてきました。その理由は基準値が今年は0.902程度であって、この基準値に合わせるためには相当な悪材料が出ないといけないからであろうと予想をしていました。案の定、イタリー銀行の資本不足、...
FXコラム
日銀だけが買うことになる東証・管理相場
東証や日銀などの発表をもとに、9月の東証の投資主体別売買動向を改めてチェックしてみますと、いかに今の日銀主導管理相場が不思議なものになっているかがよくわかります。為替との連係性も薄れて、非常にわかりにくい東証の株価推移ですが、投資主体をみればその理由が非常によ...
ドル円は決算期の解約に対応した上昇か?
体育の日の休日、米国の大統領選挙討論会もあったアジア時間ですが、ドル円は大きく上げることもなかったもののロンドンタイム以降は溜まったショートをあぶりだすように、103円台後半まで値をあげる動きとなり、お休みのはずのNYタイムでは103.79円レベルまでの上昇と...
原油価格高騰はこのまま続くことになるか?
本日、ロシアのプーチン大統領が訪問先のトルコにて「OPECと協力をして原油の生産調整をする」と発言をしてNY原油市場の先物価格は直近の高値を維持しました。これを受けて、為替市場や株式市場は高値を維持しました。今回はこの件に関しての解説をしていきたいと思います。...
アメリカ大統領選の不吉なアノマリーを語る
第二回目となる米国の大統領候補によるディベートが無事終了しましたが、相場の反応はほとんどなく東京市場は休日であることも手伝って、ポンド円の下落に付き合わされる程度で大きな動きは出ていません。大統領選のディベートは双方のあら捜しに終始しており、およそディベートと...
「大引け新値三段引け値足」の分析方法を解説
きのうの記事では、移動平均から算出する目標値の出し方をご紹介しました。⇒ 30年間の円高期間をブレイクしてハイパー円安になる可能性しかし、それだけでは、ま、ほとんどの人が取れないというのは長年の経験からわかっています。なぜなら、小学校のとき、みなさんは「速さ×...
ハイパー円安になる可能性について考える
上記の月間足のチャートをご覧いただきたいと思います。私は、9月から6.7.8月と「移動平均60」を月間足で支えた、しかもご丁寧に下ヒゲまでつけているので「9月は円安にいくであろう」と、予想をしましたが、また月末に円高に振れました。また、9月の引け値は104円台...
10月第三週のドル円上昇要因は3つある!
10月10日は日米ともにお休みであるため、若干スロースタート気味の週明けになりそうですが、7日の早朝に104.156円まで試したドル円は、その上がり方のスピードが早かった割には「雇用統計」で必要以上に下落した感があり、市場関係者が挙ってドル円の方向が変わったと...
決定打にはならないアメリカの雇用統計結果
7日に発表された9月の「米国雇用統計」は、非農業部門の雇用者数の伸びが15万6000人と、8月の16万7000人から鈍化し、市場予想の17万5000人も下回ったことから結局ドル円は下落することとなり、103.200円を維持して週を終えることができませんでした。...
3分間で1000pips下落したポンド
7日の朝、「米国雇用統計」待ちで比較的様子見で鈍い動きのはずであった、東京市場スタート直前にポンドが対ドルで6.1%という急落を示現する場面がありました。これは6月の「BREXIT」騒動以来の明確な暴落状態ですが、半日経ってもその理由ははっきりしない状態で、今...