角野 實のコラム

投資は甘くない。そこに気が付いてからがスタートだ。

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角野 實(かどの みのる) のプロフィール

6月利上げの奇々怪々、笑うほかない

FOMCは予想通りなんの政策変更もなく、無事に終了をしました。声明文をみても多少の変更があるとはいえ、特に注視するような項目はなく、あー、そうという感じでした。きのうも触れたように、PCE価格がFRBの目標2パーセントに対して3月の数字は達成したのですから何等...

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本日の指標、本命はユーロGDP発表

本日はFOMCやADP雇用統計などの発表がありますが、本命はユーロGDPになると思います。ユーロのGDPは月によって日程が違いますのでいつ発表されるのかよくわかりません。今回の予想は2.5になり、これを不等号で表現するとアメリカ2.3<ユーロ2.5となります。...

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全体の流れを俯瞰的に眺める

今年度の特徴は、アメリカの消費者サイド、特に労働市場が極端に良好な状態にあることが挙げられます。さきほど、ムニューシン財務長官も同じような発言をしています。そこで景気循環から考えていくと、消費者サイドが好調ということは、自然にアメリカ企業の好調につながってくる...

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週末発表された注目のアメリカGDPについて

注目のアメリカGDPが週末に発表をされました。結果は前期比+2.3となり、前期の2.9と比べれば、無難な数字になります。今期の数字は2.3になりますが、去年の4月は、ここで何度も書いた記憶があります。去年の第一四半期は1.2となっており、この数字に焦ったトラン...

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今度は大丈夫!というときこそ一番ヤバい

リスク管理の一番、大事なこと、ないしは、基本中の「キ」として今度は大丈夫、今度こそ大丈夫、今回は前回と違う、というのは一番、危ない兆候である、と思います。みなさんも相場で、自分が思った通りの相場に行かなくて、再びチャンスの場面に到来した場合、今度は自分に都合の...

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GDPと日銀金融政策決定会合

安倍政権はピンチだの、言われております。しかし、今の野党をみていても自民党に替わる勢力にはなりえないと思います。自民党の中でも、後継者とか次期総裁と言われている人たちには無理だろうね、と思います。あくまでも個人的な意見になります。要するに、このまま安倍政権が秋...

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金利差は本当に為替相場に影響を与えるのか?

よくまぁ、マスコミは日米金利差がドル円相場に影響を与えると言い続けるのですが、呆れているのが本音です。なぜなら、その相関しないときの言い訳が今は、相関していないから、の一言で片づけてしまうからです。なんでそんなことが平気で言えるのか不思議に思います。つまり、相...

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マークイット・コンポジットPMIについて

この聞きなれない経済指標は最近になって注目される経済指標になります。はっきりと書いておくと、現在の景況感指数で一番早く発表される先行指標で世界の投資家はこのマークイット社が発表する購買担当者景況感指数(PMI)に注目をしています。これはアメリカのPMIになりま...

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物価連動国債、TIPSについての考察

アメリカには物価連動国債というものは4か月に一度発行され、その入札が先週行われました。この物価連動国債というのは、デフレが進行をしているとその金利はマイナスになり、インフレになると、金利はプラスとなるものです。要するに物価がマイナス水準であればそこに国債金利を...

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アメリカ先行景気指数とそのほかもろもろ

きのうは、今後、ドル高に転換する可能性があるから景況感が悪く、先行の実数である鉱工業生産などの先行指標は好調であるとお話しをしました。でも、実際には、専門家と称する人たちはドル安を予想しており、こういう状態が儲かる、と個人的には思うのです。原油の場合などは確信...

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