4月相場もいよいよお仕舞いです。すでに今年も3分の1が終了したことになるわけですが、考えてみますとこの4か月はかなり激動の時間帯であったことを改めて認識させられます。1月末には新型コロナの問題は間違いなく顕在化していたわけですが、米国がほとんどこれを無...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
主要各国も国民も自宅待機を継続できなくなってきた?
早くからロックダウンを実施してきた欧米各国ですが、どうも国民も我慢ができなくなってきているようです。なにより欧米諸国の政府が前のめりに経済再開を目指すようになっており、新型コロナの収束とは関係なくロックダウン解除の動きがではじめています。米国では4...
いよいよGW入り~今年も投機筋の仕掛け売買に注意
非常事態宣言がでて不要不急の外出を控えるように言われているうちにとうとう今年もゴールデンウイークに突入ということになりました。もともとリモートワークや自宅待機をされている方はあまりメリハリがないままに休み入りしてしまい、ゴールデンウイーク感というものが...
三月FX取引が激増した本邦個人投資家
3月大きな暴落から上昇へ取って返し行ってこいの相場を示現したドル円中心のFX市場ですが、久々に本邦の個人投資家が多く参入しこの月の本邦FX市場は大きく取引量を伸ばしたようで、3月単月は過去最高の取引額となった模様です。一般法人金融先物取引業協会が発表した3...
本邦個人投資家、よせばいいのに原油ETFで爆損か
22日東証マザーズの株価が下落することになりましたが、どうやら本邦の個人投資家は、なにを思ったのか原油ETFの信用買いに突進してしまったようです。300億円ほどの買上げを行った直後に暴落を食らい、かなりの損害を出して追証を求められるとんでもない状況に陥って...
【WTI原油先物】まさかのマイナスで見えてきたものとは
20日のNYタイムではWTI原油先物の価格が大幅に下落し一時マイナスになるという驚くべき状況が発生しました。メカニズムを理解できない投資家が大騒ぎしたものの、株も為替もほとんど影響がでないという何とも理解に苦しむような事態が延々と続くことになっています...
いよいよでてきたCLO債券格下げ~FRBの買い支えでどれだけ助けられるか
昨年からこのコラムでは恐れていた話ですが、CLO債券の新型コロナ起因での損失予想拡大から「格下げ」がとうとう始まっています。ムーディーズが17日に明らかにした内容によりますと、米国でこの格付け会社が対象とするローン担保証券、いわゆるCLOのうち全体の19%...
トルコリラ円のロングはとにかくやめるべき状況
以前にこのコラムでも一度ご紹介したことがありますが、トルコリラ円のスワップがまたしてもロングで何もつかない、もしくは「マイナススワップ」になるという恐ろしい状況が示現しはじめています。長きにわたって高金利通貨として知名度が高く、国内のFX業者が猛烈なプ...
ウォーレン・バフェットが新型コロナのピーク予測を信じて大損?
新型コロナウイルスの感染が比較的早く収まるのではないかという期待は依然として株式市場を中心にして根強いものがあります。米国ではビルゲイツの財団が創立したInstitute for Health Metrics and Evaluation・通称IHME...
半値戻しは全値戻し?気味の悪い株高
世界中の中央銀行が新型コロナ対策で未曽有の金融緩和措置を打ち出してきていることもあり、株式相場は驚くほどの値戻しを継続中です。 Data Howmuch.net上のHowmuch.netのデータを見ていますと、日本はそれほどではありませんが、と...