日銀の政策決定会合を相前後して、31日、1日には米国FOMCも開催される予定です。今回は記者会見も設定されていませんし、そもそも利上げは予想されていないことから非常に「地味なイベント」となり、ほとんど市場への影響は考えられていません。しかしながら注目されるのは...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
31日までは短期投機筋の日銀プレーに大注目
27日のNYタイム、ドル円は一旦110.800円レベルまで突っ込む動きとなりましたが、週末ということもあり、またNYダウがそれなりに戻って引けたことから、111円ギリギリのあたりで週の取引きを終えることとなりました。ただ、週明けの東京タイムからは依然くすぶり続...
週明けのドル円は日銀会合とBOEの利上げ可否に注目
今週のドル円はトランプのドル安けん制発言もさることながら、日銀が金融方針を変化させるのではないかという点に大きな注目が集まり、指値オペがあるたびに相場が大きく上下に振らされるといった神経質な展開となりました。来週はいよいよその「日銀の政策決定会合」が行われるこ...
ドル円ピークで登場した日銀リーク報道~なにか密約があるのか?
20日にロイターの報道で日銀が金融政策を修正するのではないかという内容が飛び出して以来、ドル円はかなり勢いを失い110円台に留まる時間も長くなりつつあります。これが113円台をつけた直後にあまりにもタイミングよく飛び出してきたネタであること、G20の直前の報道...
とうとう111円台に戻ってこなくなったドル円
ドル円はここのところNYタイムになると下押しする傾向が強まり、昨晩のNYタイムでも久々に111.600円台をつけるところまで大きく下落しました。ただ、110円台にはそれなりに我慢を重ねて切らずにおかれていたショートポジションも多く、下値はそこからは走らずに意外...
日銀政策決定会合で市場が納得する緩和策修正案を用意できるか?
市場では日銀の月末の政策決定会合を巡ってまだ思惑が渦巻いているようで、ドル円は24日の東京タイムも下押しするような動きをみせています。多くの海外の投機筋などが、もはや『日銀は緩和措置を変更せざるを得ないのではないか」とみていることから、この話が顕在化する度にド...
トランプの口先介入よりドル円に影響を与える日銀の政策変更
先週金曜日のNYタイム、トランプの「口先介入ツイート」で111円台に蹴落とされたドル円は、なんとか112円方向に戻ろうとする動きを見せていました。トランプのツイートは一回爆発しても次が続かないことがほとんどで、相場が戻りを試す動きになるわけですが、この日ドル円...
トランプ政権が究極的に目指しているのはドル安
足元の市場では米国が仕掛ける中国と同盟国への貿易赤字に関する恫喝から、買える通貨がなくなって大きくドル高が進行しました。トランプ政権も11月の中間選挙を控えて消費者物価が大きく上昇するのを危惧して、ドル高についてはなにも触れないまま11月まで走るつもりなのかと...
23日からのドル円は徹底戻り売りで対応
11日から突然堰を切ったように上がりだしたドル円ですが、結局113円台では1月の高値を付けることができずにトランプのドル高けん制発言にやられる形で予想以上の下落を示現してしまいました。19日のNYタイムに一旦トランプ発言でぶっ叩かれたドル円は、なんとか112円...
ドル円上昇祭りがあえなく終了か
今月11日あたりから突然ここ2~3年のレジスタンスラインを突き抜けて、上昇しはじめたドル円でしたが、NYタイムの午後、東京時間の土曜日早朝3時前後に、とうとうそのレジスタンスラインまで戻ってきてしまい、しかもそれを一旦下抜けるという行って来いの上昇完全終了相場...