週明けの為替市場はフランスのテロの影響を受けてリスクオフによる円買い、ユーロ売りが加速するかと思われましたが、実際のところはほとんど影響なく、月曜に発表された7-9月期の国内総生産(GDP)は前期比年率0.8%減と、2四半期連続のマイナス成長となったことのほう...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
ドル円125円台到達の可否はユーロドル次第
11月9日週は、週初の予想通りドル円は123円台中盤を上抜けることができず、毎度毎度の雇用統計「アノマリー」通り相場は下方向に動くこととなりましたが、下落のスピードもきわめて遅く、その勢いはほとんど感じられない状況になってきています。日本人のFX個人投資家の関...
【パリ同時多発テロ】テロとFX相場の関係
13日の金曜日、パリでは大掛かりなテロが起き、フランス発で欧州は騒然となっています。大きな犠牲が出ているときに相場の話をして恐縮ではありますが、テロといったリスクが起きてしまった時、為替相場はどのように動くものなのでしょうか。今回はその話をまとめてみたいと思い...
インターバンクディーラーが東京市場から消滅?
国内のFX市場では常に話題になるインターバンクディーラー経験者の発言ですが、実は「東京市場」だけで考えた場合には、そのインターバンクディーラーの数が極端に減る傾向にあります。外資系銀行はインターバンクディーラーをシンガポールもしくは香港に置き、東京はカスタマー...
利益確保の為にドル高に賭けるヘッジファンド
今年のFX取引も余すところあと1ヵ月半程度となりましたが、この間には米国のサンクスギビングの休みやクリスマス休暇も入りますので、事実上年内は一ヶ月ちょっと残すだけとなりました。しかしこの年末断末魔の状況に追いやられてきているのが誰あろう「ヘッジファンド勢」であ...
雇用統計後の上昇の勢いの切れたドル円
6日の雇用統計を受けて123円台まで上げたドル円は9日も123.60円近くまで上昇し上値をさらに試す勢いが見られましたが、結局いつもの火曜日になって嘘のように上昇意欲が失せてきてしまい、上にも上がらないものの下にも下がらない不思議な膠着状態を続けています。この...
ドル円の経済的環境の様子が変わってきた
10月も利上げの無かった米国「FOMC」のおかげで市場はすっかり12月利上げ期待に動いているよう見えますが、仮に12月に0.25%ないし0.125%の利上げが行われた場合、その後の相場は一体どういうことになるのでしょうか?ほとんどの市場参加者が利上げの瞬間につ...
予想を上回るアメリカ雇用統計の結果
11/16の日本時間午後10時半に発表された米国の雇用統計は「非農業部門雇用者数」が前月から+271千人と大幅に増加し「失業率」は前月から▲0.1%ポイント低下して5.0%を記録することとなりました。大方の予想が18万人程度ですから、かなり急激に改善したことを...
スーパーサーズディでFX相場はボロボロ
(11月6日)は巷で言うところのスーパーサーズディということで英国BOEからの発表が立て続きに行われました。21:00 (英) BOE政策金利発表21:00 (英) BOE議事録発表21:00 (英) BOE四半期インフレレポート21:45 (英) カーニー英...
オイルマネーからオイルノーマネーの時代到来
産油国といえば「オイルマネー」で、まさに湯水のごとくお金を使うというイメージが強かったものですが、昨今の「原油価格」の大幅下落でその状況はかなり変化しているようです。サウジアラビアはインフラプロジェクトの支払いまさかの6ヶ月以上遅延直近の報道で驚かされたサウジ...