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スーパーサーズディでFX相場はボロボロ

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(11月6日)は巷で言うところのスーパーサーズディということで英国BOEからの発表が立て続きに行われました。

21:00 (英) BOE政策金利発表
21:00 (英) BOE議事録発表
21:00 (英) BOE四半期インフレレポート
21:45 (英) カーニー英中銀総裁
結果から言いますと「政策金利」を過去最低の0.50%に据え置くことを決定し、同時に来年を通して金利が据え置かれたとしても、「インフレ率」は緩慢にしか上昇しないとの認識を示し、利上げは急がないことを「カーニー総裁」自ら示唆することとなったわけです。

読みの甘さは先進国一?さすがジョージソロスに潰された実績をもつBOE

毎回この「BOE」でカナダから雇われ総裁としてヘッドハンティングされてきたカーニー総裁の先読みの甘さが気になるところですが、春先に再燃した利上げ見込みは今回あえなく消滅となり、少なくとも向こう半年は利上げの利の字も出てこないことが明確になりました。

英国の経済が欧州圏でも堅調であり、雇用も賃金も増加していることは間違いありませんが、世界的に「原油価格」の下落に端を発するディスインフレが進行する中にあって英国だけが米国すらも差し置いて利上げに踏み切ることが本当にあるのか?と疑心暗鬼で見守っていたところ、案の定利上げの可能性は吹き飛んだ形となりました。
直近の報道ではカーニー氏は二期目も勤めることになるらしいので、当分この嘘か本当かわからない総裁発言には振り回されそうな様相を呈しておりますが、市場を煙にまいて飄々と政策を決定するという意味では結構したたかな発想の持ち主なのかもしれません。
しかし、利上げに関してはここまでぶれなくても世界経済の実情は掌握できるはずで、2度も同氏の口から登場した利上げ話にはさすがに市場も辟易とさせられたのではないでしょうか。

当然ポンド暴落~ポンド円は2.5円急降下

一分足のポンド円チャートを見ますと面白いほどの下落状況で売りでもっていたトレーダーの方がいらっしゃれば胸のすくような利益を獲得されたのではないでしょうか?

おかげでドル円は122円にあったダブルノータッチオプションをつけにいくほどの上昇でしたが、こちらは122円ジャストに設定されていたのかどうかがわからず、ストップロスも巻き込んでいないのでまだ安泰なのかもしれません。
その他のクロス円ももぼろぼろの状態で、BOE委員の利上げ賛成者数などの変化をもくろんでいた向きにとっては完全敗北の日ということになってしまいました。
ポンドというのは実に色々な動きをしますが、チャートだけではわからない複雑通貨であり、複雑にしているのはもっぱら人的な要素であることを痛感させられます。

さあ困ったのはFRB?オーストラリア中銀もインフレ率後退を示唆

主要国の中央銀行の「インフレ」見通しの後退発言はこの「BOE」にとどまること知らず「RBA」の総裁も同様のことを口にしはじめています。

時を同じくして講演で発言した米国「FRB」の陰のドンにあたるフィッシャー副議長が世界的な景気回復感と「インフレ」見通しに触れています。
しかし、各国見通しはまったくそうした方向になっておらず、このまま利上げを先走って口にしてしまった「イエレン議長」の市場への信義を果たすためだけに12月「FOMC」は本当に利上げするのかどうかがまたしても揺らぎ始める11月相場ということになりそうです。
結果はどうなるのかまだ誰にもわかりませんが、ひとつだけはっきりしているのは、世界経済は先進国を中心にしてほぼひとつといってもいいほどつながりを見せており、よほどのことがない限りは特定国だけが一人勝ちする状況ではなくなっているということです。
声明から世界経済の文言のとったところで状況自体は変わらないのが実情であり、金利正常化を果たしたいのは理解できますが、この後すぐにQE4を発動したり再利下げをすることに追い込まれれば「中央銀行」としての信義を疑われるのはむしろその動きのほうが大きいのではないかと思います。
果たして最後のチャンスとばかりに「FRB」は利上げに動くことになるのか?時間がないように見えてまだまだ12月の「FOMC」までは変化要因が多く登場しそうです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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