26日のNYタイムは米指標の中で、2015年第4・四半期の国内総生産(GDP)改定値が年率換算で前期比1.0%増と、速報値(0.7%増)から上方修正されたため、序盤から大きくドル円が買われる形となり、114円に迫る勢いとなりました。市場では0.4%増への下方修...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
スーパーチューズデーを迎える米国に注目!
いよいよ3月1日米国では「スーパーチューズデー」と呼ばれる米国大統領選挙における共和、民主両党の党員集会や予備選挙が集中するタイミングに突入しようとしています。民主、共和党ともに意外な候補が善戦し始めており、少なからず為替にも影響が出始める可能性が高まってきて...
今と似ている1937年はどういう年だった?
「2月26日」と言われても今の日本人のほとんどは何も思い出しませんが、この日は1936年に有名な、「二・二六事件」が起こった年でした。1929年に起きたNY発の世界恐慌の影響を受けた深刻な不況を引きづった日本は社会的に暗い空気が蔓延した時代となっていたわけです...
米国のエネルギー系ジャンク債デフォルトか?
一旦は減産合意への期待が高まり下落が収まったかに見えた「原油価格」ですが、23日のニューヨーク株式市場では、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が、「原油価格」を維持するため生産量の据え置きはしても減産はしないと発言しました。これにより、原油の先物価格が値下...
消費増税再延期なら日銀の追加緩和をどうする
為替に政治的な影響が出るのは世の常ですが、「G20」に先立って米国が各国に対し、既存のG20のコミットメントを踏まえ、競争的な為替操作を回避するよう促す考えを示したことから、ドル安の流れを変えることはできていないと見た市場は、ドルを売り23日の東京市場は112...
ユーロ安で俄かに注目の集まるユーロ円
1月に引き続き2月におけるドル円の大幅下落と、ユーロドルのユーロ安傾向を受けて、その掛け算通貨である「ユーロ円」がここへきて大きく値を下げ始めています。すでに124円台前半にまで落ち込んだユーロ円は、現在のドルストレートの動きから考えた場合に、この春先さらに値...
ドル円20ヶ月移動平均から見える相場の方向
ドル円は2月に入って明確に「20ヶ月移動平均線」というほぼ過去2年のコストを表す移動平均線を割り込み、この動きを確認した米系の投機筋は2月から一斉にドル円の売り浴びせに入っています。月足というのは大きなトレンドを見るときにはチェックするものですが、その動きを粒...
イギリスEU離脱の国民投票は6/23に決定
「EU」は2月19日、ブリュッセルでの首脳会議で、イギリスのEUからの離脱を防ぐ鍵を握る改革案について、全会一致で合意することとなりました。イギリスが移民に給付する「社会保障費」を制限できるなど、EU各国が大幅に譲歩した内容となっていますが、イギリスの国民が求...
G20で具体的な政策協調行動は発表されるか
2月26日から上海で開催される「G20」は中国が初の議長国となる会議であり、中国経済の問題はもとより」「SDR」入りした人民元がどのような形で国際化されるのかといった問題も大きくなっています。一方、日経平均やドル円を扱う投資家筋からは「G20」 でなんらかの国...
ドル円の上値にのしかかる実需の売りに注意!
例年2月から3月は比較的ドル円も安定し、年度末に向けて上昇傾向にあることから「実需筋」も今年の6月位までの輸出の決済用のドル円売りをこの時期に仕込むことが多くなるものですが、今年はちょっと状況が異なるようです。年初からの下げが、輸出業者の手当てを遅らせたまま円...