3月末の株式相場が終了し日経平均は前日よりさらに下落し1万6758円というところに落着し、為替も115円方向を探るどころか112円台前半をうろうろするといったかなりお寒い結果となりました。「GPIF」と三共済の損失を少しでも取り繕うためにお化粧買いがでると思わ...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
マイナス金利での影響で金融機関は大混乱!
日銀が1月29日にまさかの新規の付利に関する「マイナス金利」を発表して以来、そのメリット・デメリットがメディアでも取り上げられてきました。実施から2ヶ月を経た今もっとも変化が出始めているのが「JGB/日本国債」の市場と金融機関の投資に関する新たな動きです。国債...
イエレン議会講演でドル円はまたしても円高
日本時間の30日午前1時20分ごろから始まった「イエレンFRB議長」の議会講演は相変わらず「FOMC」の3月記者会見の再放送のような内容でした。各連銀総裁が微調整を図ろうとして4月利上げの可能性も残されているかのような発言をしたこととは、逆に「FOMC」直後の...
財政出動で危惧される日本国債の格下げリスク
年度末を迎えた日経平均とドル円相場は、多少の戻りを試す展開になってきていますが、日経平均は1万8000円には遠く及ばず、ドル円も円安に振れてきてはいますが、115円まで簡単に戻るほど容易相場にはなっていないのが現状です。どうやら今の政権は伊勢志摩サミットに向け...
ユーロポンドで勝負してみるのもいいアイデア
いよいよ4月入りで「UK」のユーロ圏離脱問題がかなりクローズアップされてきつつあります。最近ではメディアなどによる世論調査の結果が積極的に取り上げられていることから、離脱派の数が増える度にポンド売りやポンド関連のオプションの売買が激しくなる傾向があります。動き...
3月残り4日でドル円はどこまで戻せるか?
3月19日の「FOMC」直後には米国の今年の利上げは2回止まりだったものが、各地区連銀の総裁による「タカ派」発言で最低2回と見る向きが急激に増えたことで、ドル安は一転して戻す方向となり、年度末のドル円にも微妙な影響を与え始めています。25日には事実上世界の主要...
原油価格は戻しても、リスクは解消しない
今年1月の年明け以降大きくその価格を下落した「原油価格」ですが、株価に影響を与えやすい「WTI」の原油先物価格は2月に大きく下落して1バレルあたり26ドルの底値をつけてから、チャート上は一旦ダブルボトムを形成し、40ドル台を越えたところまで価格を回復させるよう...
連銀総裁強気発言で修正しはじめたFed
3月「FOMC」で利上げが大方の予想通り見送られ、しかもその後の「イエレン」会見でかなり「ハト派」的な発言が目立ったことを受けて、ドルは大幅に売られる形となりました。逆に株は上昇し、逆相関関係にある原油相場も大きく戻り、「コモディティ」も堅調さを取り戻してきた...
イースター明けは投機筋の仕掛け売買に注意
欧州はイースター休暇で金曜日、月曜日とお休みになります。米国も株式市場は動きますが、かなりお休みモードになることからこの週末は殆ど相場が動かないことが想定されます。本邦勢は決算を控えているため、国内銀行の「インターバンク」は「実需」でのオーダーが出てこない限り...
月末を睨んで戻りを試そうとするドル円相場
いよいよ月末まで7営業日を切る形となり、日経平均のほうはかなり「PKO」と思しき買いが相場を吊り上げようとしている気配が感じられます。ただし、あっさり1万8000円台を回復するほど易しい相場にはなっておらず、1万7500円以上の日経平均に戻すだけでもかなりのエ...