No.1:FXは基本的なライントレード手法で勝てる!
FXは基本的なライントレード手法で勝てる!
エントリー詳細
まずファンダメンタルズとしてその日の経済指標を確認します。その日に重要な経済指標がない場合は週の経済指標を見ます。
重要な指標があればその通貨は「流動性がある」と判断できるからです。ただし、経済指標発表時のトレードは極力避けています。
仮にポジションを持つならば、指標が発表され後に逆張りでポジションを持ちます。なぜなら、相場が不安定な状況でポジションを持つのは、危険性が伴い明確な根拠も見出させないからです。
後出しジャンケンではないですが、指標後の動きをみてからの判断でリスク・精神面は緩和されることになります。そして、流動性がある通貨を基準に日足・4時間足・1時間足のいずれかのトレンドがある通貨ペアを選びます。
チャートの設定
・チャートは、日足・4時間足・1時間足・15分足を表示させます。
・日足・4時間足・1時間足にトレンドラインとレジスタンスラインを描きます。
・全ての時間足に、MACD(LINEに変えます)
・ボリンジャーバンド(±2σ・±3σ)を入れます。
エントリー方法
・基本的に、4時間足の大きな波に乗るので4時間足の重要な抵抗ラインを見つけます。
・1時間足の上昇・下降トレンド確定・若しくは転換点である直近の重要な抵抗を見つけます。
・15分足でその重要な抵抗に実体を確定させたらエントリーです。
フィルタールール
・実体確定と同時にMACDがゴールデンクロス・デッドクロス、ボリンジャーバンドがスクイーズからエキスパンションするところ(1時間足)を確認します。
なぜ1時間足かというと4時間足レベルの大きな波に乗るためには、下位足である1時間足を見なければ大きい波を捉えられないからです。
チャートパターンの確認
そして、チャートパターンも一つの目安として使います。
チャートパターンの有効な場所は「重要抵抗付近に出来るチャートパターン」です。
重要抵抗付近に出来るチャートパターンは、誰しもが見ている流動性が高い場所になるからです。
トレードの時間帯
トレードの主な時間帯は、夕方16時くらい~18時くらいと夜21時くらいから翌1:00時の間の流動性が一気に上がる時間帯を狙います。
※取引イメージ、水平ラインのみ表示
損切りと利益確定
損切りのルール
損切に関しては基本的には、1時間足のエントリ―ポイントの後ろにあるレジスタンスライン・サポートラインの所にラインを引きそこが損切ポイントですが、そこの値幅10pips以上ある場合は
10pipsの所にラインを引きそこが損切ポイントです。
しかし、自分の証拠金がどれだけなのかを判断して損切のポイントを10pipsの上下に変えるのも有りです。
利確のルール
利確ポイントは、このトレードは約20pipsから30pipsを獲っていくトレードなので、4時間足・若しくは1時間足に20pipsから30pipsの所のラインを引きそこが利確ポイントです。
◆利確の注意事項
4時間足がレンジ相場で1時間足がトレンドを形成してる場合は、素直に利確のポイントに行くとは限らないのです。
なぜなら、4時間足のレンジ相場でのトレードをしているので、逆行される場合があります。その時は、早めの利確が必須となります。
◆なぜ20pipsから30pipsなのか
FX相場では、40pips以上離れてくると相場の方向性が必ずしも同じ方向とは限らず、その間で相場の方向性が失いレンジになる傾向にあると検証から結論付けました。もちろんこれはボラティリティによって変わってきますが、2016年、2017年時のFX相場ではそのように判断しております。
40pipsの間に別の抵抗がある場合はいいですが、抵抗が何もない場合によく相場の方向性が失われレンジになりやすい傾向になります。
No.2:季節周期を予測した経済指標トレード
季節周期を予測した経済指標トレード
エントリー詳細
エントリーまでの手順です。
① 今月の経済指標をチェックする。
② 前回の経済指標値をチェックする。
③ 市場予想は前回の上か下かを確認する。ここまでは大方のFX取引会社で行えます。以下の項目はwebでそれぞれの経済指標について検索することで経済指標のチャートを見つけ、行います。
④ 経済指標チャートをチェック。
⑤ 去年の同月周辺の動きを確認する。
⑥ 先月分の結果が、去年の今頃のどこに相当するのか。(例えば、去年の8~10月の指標を確認した際、その値は上昇→下落→上昇であった。先月(9月)の経済指標は去年の9月と同じぐらい落ち込んだ)
⑦ 去年と先月の比較から、今月は上がるか下がるかを予想立てる
⑧ その上がり幅が市場予想を超えるときのみ→エントリーを決断!このときの注意なのですが、事前にポジを持つと経済指標前の手仕舞い組による値動きによって損切りをさせられることがあるのでエントリーは経済指標発表5秒前に行う様にしてください。
損切りと利益確定
損切りも利益確定もその経済指標の影響力によって異なります。
雇用統計など、大きな影響力を持った指標は50~100pipsを利益確定。-30pips程を損切りの目標としますが約定力の低い会社ではここより外での決済になることもしばしばあります。
一方で、中古物件販売数や製造業景況指数などは大きくサプライズされなければ10~20pipsほどで落ち着くので損切りも利益確定もそれぐらいを目安にしています。
No.3:安定したトレードにはファンダメンタルズ分析は必須!
安定したトレードにはファンダメンタルズ分析は必須!
量的緩和政策の縮小を基本とする
「
QE3」を縮小するという事は、世界中にばらまかれていたドルを回収することになるため、ドル高その他通貨安という形になります。その中でもたくさんのドルが豪ドルなどの新興国に流れていたため、ドル安豪ドル高になっていました。
これは金利が高い豪ドルに投資するという流れから起こった豪ドル高の現象です。しかし、今回は逆の動きになるため、それに乗っかるだけです。ここというタイミングを指定するのは難しいですが、しばらく待てば予想の方向に動き出します。
損切りと利益確定
利益確定は2010年4月につけた「0.81」を基準としています。
エントリーをファンダメンタルズでして、利益確定をテクニカルのサポートラインでする形です。
ここでは「1.02」でショートエントリーして「0.81」で決済していますので「2100pips」利益が取れました。
損切りは今回の利益目標が「2100pips」なので3分の1の「700pips」と設定しています。
No.4:アノマリーを使ったFX投資法@1月~12月までのアノマリーを紹介!
アノマリーを使ったFX投資法@1月~12月までのアノマリーを紹介!
エントリー詳細
上記のようなアノマリーを書籍や雑誌、ネット等様々な媒体から確認し、日足や4時間足、さらには15分などの短期足で方向を確認し、方向性が揃ったところでエントリーします。
損切りと利益確定
決済方法個々人により、コンフォートゾーンとなる決済方法は違うと思われますが、私は損切りを-20pips、利益を40~60pipsとして細かくとっています。
No.5:中国株式指数を用いて豪ドル円の値動きを予測する手法
中国株式指数を用いて豪ドル円の値動きを予測する手法
上海総合指数を基準に豪ドル円取引
通貨は中国株と連動性の高い豪ドル円とします。上海市場がオープンしている時間にトレードします。
上海総合指数をフィルタとする
上海総合指数が「前日比プラスマイナス2%を超えている方向」をフィルタとします。
+2%以上で豪ドル買い、-2%以下で豪ドル売り
エントリータイミング
1分足、5分足、15分足の13SMAに対して、価格がすべてフィルタ方向に超えたタイミングでエントリ。
ただし「1分足ボリンジャーバンド2シグマ」を超えている場合はエントリーしない。
損切りの設定
1分足ボリンジャーバンドの2シグマに到達した時点で利食い、もしくは損切りします。
なお、エントリーと同時にストップロスとして-5pipsを設定します。
No.6:ファンダメンタル分析とRCI・RSIの活用テクニック
ファンダメンタル分析とRCI・RSIの活用テクニック
エントリー詳細
まずアプリやトレードサイトを開いてチャートの試行錯誤を行うと思いますが、例えば代表的なオシレーター系のテクニカルである「RSI」と「RCI」の使い方です。
それぞれに買いサインと売りサインがあるのはお分かりでしょう。押し目買いや押し目売りみたいなのもありますが、正直この2つのFX手法だけで安定した利益は微々たるものです。しかしコツはあります。
まずRSIとRCIのチャートを出しておきます。さらに別のデバイスかタブをもう一つを使い、ファンダメンタル分析を、分析は難しくなくニュースチェックで十分通用します。ロイターがしばらく最速の情報でしょう。日本サイトでは楽天なんかがけっこう分かりやすいです。
エントリーの仕方ですが、マーケットニュースや記事を見て値動きの予想を立てる、それからチャートを見合わせるようにします。RCIは順位的な相関係数を表していますが、買いシグナルならマイナス95以下の下抜けを見るのです。
ゴールデンクロスのような感覚で使えますが、もちろん騙しがあります。FXは株のように決まったサイクルという概念でなく、乖離率のようなズレを修正するために買いシグナルだったら反発して上昇するのです。
奇数値のサイクルの時は市場が荒れていると考えていいかもしれません。反対に売りシグナルも一緒でプラス95以下の上抜けが売りサインです。
そのためザックリいえばロイターに「PS4売れず」みたいなニュースがあれば売りサインだし、RCIは85以下まで低下する可能性が十分にあります。
PS4はソニーの一つのブランドのため急な変動はありませんが、安定して下がる傾向があり、日頃からRCIやRSIのラインを確認しておけばFXトレードしやすくなるでしょう。
損切りと利益確定
RCIを見てエントリーしたならば、マイナス圏からの上昇を、そして下がる材料も確認しているはずです。両建てはしなくても良いですが、逆に自動の損切り設定はしておくべきです。
レバレッジが低いなら尚設定する必要はありませんが、ほぼギャンブルのようなFXトレードはすべきではありません。デイトレードなら自動利食いも合わせれば有効です。
No.7:IMF世界GDPの修正値を発表を境に相場が動いた
IMF世界GDPの修正値を発表を境に相場が動いた
ドル円とユーロの相場予測
■ドル円の今後
まず、ドル円に関して書いていきますと。アメリカの成長が極めて先進国の中では一番高いのはみなさんの一般的認識だと思います。
しかし、今回の発表ではアメリカの2015年の成長予測が、3.6パーセントから3.1パーセントに0.5パーセント下方修正をされました。つまり、ドル高が進んでいるのは長い目では確かなことだと思いますが、アメリカの今年の成長は思ったほど伸びないというのが今のマーケット環境になります。
そして、日本は今年の成長は、1月には0.6パーセントと低成長の予測でしたが、今回の発表では1.0パーセントとなりました。
つまり0.4パーセントの上方修正になります。こういった背景でドルと円を等号、不等号で表すと。
ドル<円になります。つまり、今後はドルが弱くなり、円は強くなるということです。
ここで、その転機はドル円のチャートをみると、4/14を境に大きな陰線を出して円高方向にドル円相場は向かっています。つまり、このドル円相場は円高方向にいくということになります。
■ユーロの今後
また、ユーロ圏に関しては、ECBの金融緩和が開始されてちょうど1カ月程度が経過をしました。
その前日までユーロは大きく売られましたが、この日を境に大きく買われています。ユーロ圏の成長率は、1.5パーセントになりました。これは前回1月発表時よりも、0.3パーセントの上方修正です。
つまり、前回は1.2パーセントだったということになります。ユーロドル相場においては、4月14日を境にユーロが大きく値を上げてきています。それでは、ユーロ円を考えていきましょう。
GDP総額で考えていくと、ユーロ圏は世界一のGDP総額になります。ですから、日本はその2割程度のGDPしか持っていません。
ですから、1ユーロが100円台のGDPになるのは想像に難くはないと思います。この計算方法はかなりむずかしいのでここでは割愛します。
日本が、0.4パーセントの上方修正、ユーロ圏が0.3パーセントの上方修正です。
日本0.4>ユーロ0.3と、等号、不等号で表すとほとんど変化が無い状態になります。
この状態からすればユーロ円はほとんど動かないという理屈が成り立つというのは理解できるでしょうか。実際、126円の安値から128円と4月14日からは2円も動いていますが、実際はドルと対比して円高、ユーロ高になりますので動かないというのが理屈上の論理になります。
これは、実際の通貨の世界は、ドルを中心に動いていますので、ユーロ高、円高では動きません。今後の見通しもユーロ円に関しては今後どちらの通貨もドルに対して強く動く可能性が高いので、ユーロ円は動かないと思われます。
簡単にいえば、今度のIMFの発表は7月にありますが。7月の修正値次第ですが、ドル円は円高、ユーロドルはユーロドルはユーロ高の方向に動くでしょう。ユーロ円は特筆すべき修正値がないのであまり値動きがないということになると思います。
損切り
ドル円は直近の安値を切ったら、損切り。ユーロドルも直近の安値を切ったら、損切りになります。
ただし、この安値を切った場合はなんらかのアクシデントが起こった可能性が高いので、3営業日以上経過をしてから再び、ユーロ高、円高方向に玉を仕込みます。
No.8:テクニカル分析利確放置FX手法
テクニカル分析利確放置FX手法
エントリー詳細
1分足・5分足・30分足・1時間足を使い、「移動平均線」「MACD」「ボリンジャーバンド」を表示させる。
取引手順
1.ボリンジャーバンドでレンジ場を確認。(ボリンジャーバンドの収縮)
2.移動平均線を確認し、長期・短期・中長期の動きを確認。
3.MACDでトレンドの発生を確認。
4.成行で買いポジションを保有する
No.9:GDP分析によるファンダメンタルズFX手法
GDP分析によるファンダメンタルズFX手法
エントリー方法と決済方法
私は、普段はメタトレーダー4を使用していますが、この考え方に基づく指値は取引会社のFXチャートでも、なんでもいいと思います。
とにかく「1.048以下」にユーロドル相場がなれば買う方針で毎週指値を出していました。
利益確定方法は、ファンダメンタルズ分析によればアメリカの利上げは6月以降、つまり6月のFOMC前までに利食いをかける予定です。しかし、ユーロのECB緩和における経済効果がまだ不鮮明なので、6月までのユーロの指標がそろったときに考えます。
損切りポイントは1.048から1パーセント下がったところ、1.038で逆差しを出しています。
※取引イメージ
No.10:経済指標後のレジサポブレイクでエントリー
経済指標後のレジサポブレイクでエントリー
指標発表後のブレイク狙い
最も注目される指標は「米雇用統計」ですが、それ以外にもECB、FOMC、BDE、RBAなど大きく動く指標は数多くあります。
これらの指標の日取りをチェックして、発表前に待機しておきます。そして、発表後に前日及び当日の高値・安値をブレイクしたら、その方向についていくという手法です。
ブレイクの定義は「15分足で超えているか。」です。1分足~5分足の短期では、ダマシが多く天井や底を掴まされる可能性が非常に高いです。
しかし、15分足を使うことによってそのようなダマシの大部分を回避することができるようになります。この時間足はホントおすすめです。
損切りと利益確定
基本的に-30pipsを超えるようなら損切りをします。利益は+20pipsを超えた所で確定を考えるようにしていますが、明らかに流れがいい時には+30pips以上を狙っていくような感じです。
どの設定値が正しいということはなく、そのため流れを読みながら数字を検討します。
ただし、-30pips以上の損を許容すると、自分の場合はダラダラと含み損を垂れ流す状態になってしまうので、メリハリを利かして確実に損切りを行う仕様にしています。
No.11:豪ドル円のファンダメンタルズ分析手法
豪ドル円のファンダメンタルズ分析手法
エントリー詳細
豪ドル円でトレードしているので豪ドル円のチャートを開きます。テクニカル分析は何も表示せずに、豪ドル円のローソク足を1時間足から順番に1分足までと見ていって大まかなトレンドを掴むようにしています。
レンジになっていたら、はっきりしないということで見送ります。それぞれのローソク足の形がバラバラすぎても、好ましくないと判断してトレード中止です。
ある程度に足が揃っていれば、ファンダメンタル分析を読んで、トレンド方向と一致した時にエントリーです。
損切りと利益確定
損切りは、買った価格から50PIPSの逆行で行います。利益確定は特にどこですると決めずに、そのときそのときの様子で判断します。
例えば、中国指標が発表されて市場予想以上に結果が良かった場合、豪ドル円が優勢で買われていたら、もっと伸びるかもしれないと判断して持ち続けます。
チャートを見て、レンジになり始めたら勢いが弱まったと判断して、利益確定させます。
No.12:レバレッジを効かさずに安定した資金で長期保有による収益を
レバレッジを効かさずに安定した資金で長期保有による収益を
エントリー詳細
長期保有によるFX取引を行うときには、何はなくとも、エントリーする段階の現在値が将来どうなるかを見通す必要があります。
なので、チャート環境としては日足、月足の長い足のものを用意した上で、細かいエントリータイミングを見る上で1時間足の足を併用します。
このとき、ある程度のFX相場の強さを見ておきたいので、ボリンジャーバンドなどトレンドの強さを見られるテクニカルを併用するのがおすすめです。
エントリーのタイミングは、基本的にはその日の最高値、あるいは最安値だと思える価格に一度タッチした段階で行います。
その後、すぐにエントリーと逆方向に行くようであれば損切りも検討しますが、基本的に長期保有なので、エントリーのタイミング自体はそれほどシビアに考える必要はないです。
No.13:米ドル円を対象とした両建てによるFX手法
米ドル円を対象とした両建てによるFX手法
エントリー詳細
次に、実際にエントリーする際のポイントですが、原則として、両建てというFX手法にはエントリーに対する特別な条件などは一切ありません。
その理由としては、両建てはあくまでも、あるポイントを中心に、そのポイントから上方向、下方向両方にポジションを同時に取得するので、片方のポジションを処分してしまわない限り、一切マイナスが発生しない状態を維持することができます。
ですから、好きなタイミングでいつでもエントリーすることができるという強みが有り、これもまた、デイトレードというFX手法にとって大きなメリットに繋がります。唯一、両建てを行う上で注意すべき点となるのが、資金量の問題です。
一度の取引で最低でも2枚のポジションを同時に所有するので、2枚分の証拠金を確保しておく必要がありますし、枚数が増える毎に通常の2倍分の証拠金が必要となるので、その点にだけ注意が必要です。
損切り
両建てFX手法によるポジションを取得した場合、最も重要となるのが、損切りの存在です。
なぜなら、損失を発生させているポジションを如何にうまく処分することができるかで、利益率を大幅に変化させることができるからです。ここで役立つのが、先ほどチャートで表示させておいたMACDの存在となります。
MACDから読み取れる情報としては買いサインと売りサインがありますが、例えば、売り方向のポジションが損切りの対象となっている場合、MACDが明確な買いサイン、いわゆる上昇トレンドを示した時、すぐに切ってしまうと良いです。
逆に、L方向のポジションが損切り対象の場合は、MACDが売りサインを示した段階で手早く損切りしてしまうことで、その後のトレンドの流れに乗り、利益を発生させているポジションの利益を更に増すことができます。
ちなみに、利益を発生させているポジションの処分方法については、同じくMACDによる買いシグナル、或いは売りシグナルの勢いが弱くなってきたと読み取れる段階で処分すると、利益を最大限の状態で絞り出すことが期待できます。
No.14:アメリカの金融政策中心のファンダメンタルに基づいた順張りトレード
アメリカの金融政策中心のファンダメンタルに基づいた順張りトレード
エントリー詳細
私のトレードはシンプルにドルが強いか弱いかを判断しトレードしており、現在アメリカの「QE3」の終了・利上げ期待からこれから数年ドル高であるという事を基本的な戦略にしています。
この前提にたって、チャートを見ますが月足・週足でドル高になっていることを確認し、ユーロ・AUD・円の中から一番弱そう通貨を選びます。
そしてエントリーにはテクニカルを使いますが、ドル・円なら時間足の押し目買い、ユーロ・ドルやAUD・ドルなら戻りのポイントを見つけてエントリーします。
大きなファンダメンタルに逆らった、エントリーは絶対にしません。
エントリーポイントは、ドル・円のトレードで買いならば、一回落ちてきて反転し、15分足で、ADX25以上でレートが21SMAを超えてきたらエントリーします。
ユーロ・ドルやAUD・ドルのトレードで、売りなら一回上がってきて反転し、同じく15分足で、ADX25以上でレートが21SMAを下回ってきたらエントリーします。
損切りと利益確定
エントリーしたら基本利確は100PIPSに、損切りは50PIPSに設定します。
+30PIPS以上利益が出た時点で、損切りをエントリーポイントに、+50PIPS以上利益が出たところで、逆指値で+20PIPSのポイントに徐々にずらして、リスク管理をしつつ利益を確保します。
No.15:海外FXハイレバレッジブローカーを使った両建てテクニック
海外FXハイレバレッジブローカーを使った両建てテクニック
エントリー方法と決済方法
エントリーポイント
窓を開けて始まる事が多い通貨ペアを事前に丹念に調査し、金曜日のニューヨーククローズを待ちます。そして、出来る限り多くのポジションを「二つのブローカーに分けて、両建てでエントリー」をします。
例えば、EUR/USDで、10ロット(10万ユーロ)のポジションをロングとショートで持ったとします。
1ユーロ140円と仮定すると、10万ユーロは日本円で1400万円相当になります。
レバレッジが1000倍の場合ですと、必要な証拠金は「14,000円×2方向」=¥28,000円。
500倍の場合は「28,000円×2方向」=¥56,000円です。
国内のFX業者にはない、ハイレバレッジの恩恵を受けることができます。少額から始めれるのが、このFX手法のメリットです。
月曜日のFX市場のオープンで、どちらか片方のブローカーポジションが、窓開けによってFX口座残高がマイナスになれば、このFX手法は成功です。
両建てをしておりますので、窓開け後に、仮にAというブローカーのロングが、「-10万円の損失」になっても、Bというブローカーのショートは「+10万円の含み益」になっています。
海外FX業者の仕様(追証が発生しない)により、Aブローカーのショートポジションは、マイナス残高が後に、「ゼロ円」になりますので、Bブローカーのロングポジションを利確すれば、まるまる10万円が儲かるという仕組みです。
※取引イメージ
No.16:順張りと逆張りを使い分けることがFXの勝率をアップさせる!
順張りと逆張りを使い分けることがFXの勝率をアップさせる!
エントリー詳細
まず、順張りと逆張りによる勝率アップの方法に欠かすことができないのが、チャートの表示法です。
例えば、多くの方が実際に利用されているのが、いわゆるローソク足と呼ばれる方法ですが、順張り逆張りでも、ローソク足が基本となります。なぜなら、ローソク足を使用することで、その通貨ペアに於ける現在の値動きの強さを如実に把握する事ができるから。
特に、逆張りのような、一見するとそのチャートの流れに逆らうような取引な時ほど、チャートの動きの「強さ」を把握することが大切なんです。
ただし、よくFXチャート上にごてごてとたくさんのテクニカルを表示する方がいらっしゃいますが、順張り・逆張りにはたくさんのテクニカルは必要はありません。
必須なのは、チャートの動きの強さを見極める移動平均線と、チャートの動きを大幅に変える力を持つ指標の二つだけ。この二つを併用することで、チャート環境をしっかりと把握する事ができます。
動きの収束を見極める
また、実際に注文を発注するタイミングも重要。流れに沿ってエントリーする順張りはもちろんのこと、流れに逆らってエントリーする逆張りの場合には、チャート上の動きの収束を見極めた時点でエントリーすることが大切。
これを意識して行うだけで、いわゆる「天井ポジション」や「底ポジション」という、最も利益率の高いポジションを取得することも夢ではありません。
利益確定と損切り
所有しているポジションがうまく利益をはじき出してくれているようなら、いよいよ利益確定の段階に移ります。この段階でも、注意点はあるんですが、それは1つだけ。
決して「欲をかかない」という点です。よく、20pips程度の利益では満足出来ないという方がいらっしゃいますが、これはFXという取引ではナンセンスともいえる考え方。
本来、FXとは「細かく離隔して利益を積み重ねていく」取引で有り、中長期にわたって保有して利益を上げる株式取引とは明確な違いがあります。
ですから、あくまでも個人的な考え方ではあるのですが、利益は15pips以上出れば確定するようにしましょう。特に、一度に10枚以上のポジを持つかたなら、15pipsでも十分な利益をだせるはず。
反対に、利益ではなく損失を出している場合、損失が10pipsを超えた時点すぱっと切る勇気を持って下さい。
5pipsなら、あくまでも流れによる誤差と考えて待ち続けるメリットもありますが、10pipsの損失が出た時点で、反転する確率が大幅に減少します。枚数が多い程どんどん損失が膨らむので、速やかに損失をカットする勇気と決断力を持つことが大切です。
No.17:代用有価証券を活用したトラップリピートイフダンFX手法
代用有価証券を活用したトラップリピートイフダンFX手法
エントリー詳細
巷で言われている「トラリピFX手法」とほぼ同じなのですが、豪ドル円を例に挙げて説明しますと、エントリーは必ずスワップがつく買いのみで、最初の建値から25銭~1円刻みに上には逆指値、下には指値の注文を入れていきます。
建てたポジションには等間隔で決済指値を入れます。ポジションの間隔は自分の余裕資金によって、レバ1で運用できるよう、十分な余裕を持たせてください。
買い時期は基本的にいつでも構いません。週足や月足を見て、ある程度押し目の入った所で買い始められれば最初から大きな含み損を抱える事態にはならないかと思います。
これだけなら普通のトラリピとあまり変わりはなく、自動売買で事足りるかもしれませんが、手動が面倒でなければ、SBIFXトレードさんを利用しますと、1通貨単位でこのFX手法が使えますし、スプレッドもスワップも高水準です。
また、当面売る予定のない現物株を保有している方なら、それを代用有価証券としてFXの証拠金に活用し、複利で運用することができます。この活用が大きいと私は見ています。
損切りと利益確定
さらに、私の場合はポジション量と決済に一工夫しまして、新値で建てる時は2単位、(1000通貨単位でやるなら2000通貨)利益確定の指値は一定の間隔ごとに置き、(豪ドル円なら25PIPS程度が良いです。)決済は半分の1単位のみに留めます。
こうすることで、底で拾ったポジションを含み益のまま残せます。また、リピート値では1単位だけ買い直します。買い上がる時も、買い下がる時もこれを繰り返していきますと、ドルコスト平均法的に外貨を積み立てることができるのです。
金利差の逆転がないことが前提ですが、1単位ずつ残したポジションの効果で、恒久的にスワップを受け取り続けることができるようになります。
それと、税金対策として、含み損のポジションがかなりある場合には、含み損のポジションを一部決済し、安値で同量のポジションを建て直せば、スプレッドコストはかかりますが、確定益を減らせて税金調整をすることができ、精神的にも安定して年を越せます。
対象通貨ペアは豪ドル円の他に、NZドル円、米ドル円、ユーロ円、ランド円、人民元(CNH)円など、自分が保有しておきたい外貨のクロス円になります。できれば大陸別に分散投資し、リスクを軽減しておきたいところです。
No.18:新規失業保険申請件数発表後にデイトレードしています
新規失業保険申請件数発表後にデイトレードしています
エントリー詳細
事前の予想より良かったり悪かったりした際でも、素直にすぐに下がったり上がったりしないこともある。なので、結果とは相反して相場が動き、ショートポジションを取る際は、高値まで引きつけてからショートエントリー、ロングポジションを持つ場合は、安値まで引きつけてからロングエントリーする。
決済方法
指標トレードの場合は、指標が発表されたことによるインパクトで相場が動くのを収益チャンスととらえるが、指標の影響は4時間後を目処としてピークに達し、後に指標の影響は徐々に和らいでいくため。4時間後の時間成り行きでの決済とする。
ストップロスは10~25pips程度の範囲で裁量によりおく。
No.19:FXのレンジ相場で安定した利益を得る方法!
FXのレンジ相場で安定した利益を得る方法!
エントリー詳細
1.オシレーター計の指標を複数組み合わせて、売られすぎ買われすぎを判断しここ数日間の値幅を測り、これから数日間どの程度の値幅で動くかの予想を立てる。
2.この予想を元にエントリーポイント、エクジットポイントを設定する。値幅からして十分に到達しうるエントリーポイントとエグジットポイントを置くべきである。
3.FXのレンジ相場内では利大損小は実現できない。それでもレンジ相場で収益を上げることを考えるならば、利食いと損切りの比率は1:1までとする。
4.FXののレンジ相場内での収益は、利大損小ではなく勝率を上げることにある。ただ前述のようにリスク管理は徹底するべきだ。一回一回の収益は少なくても、勝率と回数を多くすることで収益を得られるだろう。
5.レンジ相場からトレンド相場へ移行したか否かの判断については非常に注意深くなくてはならない。特にFXのレンジ相場では得られる収益が少ないため過剰なレバレッジをかけてしまい、トレンド相場への移行期にその収益の全てを失ってしまうという失敗が往々にして見られる。
6.リスクヘッジとしてトレンドフォロー型のFX手法も組み合わせることも役に立つかも知れない。このさい、一時期両建てになり、トレンド相場へ移行したと判断した際にレンジフォローで立てたポジションを損切りする事になるがトレンド相場に伴う損切りに十分絶えられる程度のレバレッジでなくてはいけない。
デイトレードの取引例
AUD/JPY15分足で、RSI(14)のオシレーターを見て、基準値を下抜けた際と上抜けた際にそれぞれ売り買いを仕掛け、ストップロスを65pips、利食いを90pips。反対シグナルが出た場合は決済の上、逆の注文を仕掛ける。
以上、レンジ相場を収益チャンスと見なす際の注意事項を書いた。なお、ボラティリティが下がってレンジ相場になっていることは日足のATRオシレーターで確認する。
※豪ドル円15分足 取引イメージ
※レンジ相場の確認は、日足ATRを使う
No.20:RCIとRSIを同時に使ってフィルターを強化!
RCIとRSIを同時に使ってフィルターを強化!
エントリー詳細
使う指標は「ボンリジャーバンド」「RCI」「RSI」「移動平均線」
この4つの指標に行き着くまでには、長い試行錯誤があり、損失幅を拡大するばかりでなかなか利益に繋がらず、一時は、余りにも勝てない時期が続いたので、トレード自体から離れていたこともあるぐらいでした。
しかし、気を取り直して冷静になり、基本に戻ることに徹したのです。4つのテクニカル分析を使いますが、エントリー方法は極めてシンプルです!何事もシンプル・イズ・ベストですね。
以下がエントリーの手順になります。
1.先ずは、15分足、1時間足、4時間足をチェックしながら、ボンリジャーバンドの±2の地点に指値注文を入れることに徹しました。
2.次に、RCI短期線(9)中期線(26)長期線(52)の3本を見ながら、買われ過ぎ・売られ過ぎを判断し、-70以下+70以上で参入します。
3.それから、RSIで分析です。こちらもRCI同様に短期線(9)中期線(26)長期線(52)の3本を見ながら、買われ過ぎ・売られ過ぎを判断し、-70以下+70以上で参入します。
4.最後に、移動平均線の20日と200日を確認します。
※ユーロ円15分足チャート
上記4つの分析方法に一番合致している通貨ペアを素早く見つけ出し、損切り注文を入れ、参入することにしています。エントリーポイントを正確に読み取ることで、利益も出るようになってきました。