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ゴールデンウイークの円高アノマリーを再検証

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いよいよ今年もゴールデンウイークが近づいてきました。今年は休みの並びもいいようでうまくいけば2日休むだけで10連休になる方も多いのではないでしょうか。
為替の世界では単に長い休みというよりは、欧米の稼働日である平日にお休みが重なることが大変重要な意味を持つことになります。
毎年この時期にはなぜか円高になる「アノマリー」があるといわれますが、今回過去8年のゴールデンウイークのドル円の動きをあらためてチャックしてみました。

過去8年間では円高6勝2敗の成績

下記の一覧表は、過去8年間のゴールデンウイーク中の相場の動きの結果を示したものです。

確かにこの時期は本邦勢が不在となることからドル円が大きく売り込まれることが多く、2013年の「アベノミクス」初年度は上昇していますし、2015年の結果としては若干円安になった2回を除けば大きくドル円は円高にシフトすることになっています。
このお休みの間は夏休みと同様に上のほうに売りのオーダーを置いて休む企業が多いため跳ねることは殆どないわけですが、逆に下押しには抵抗勢力が出てこないことから動きがでることが多くなるというわけです。
やはり欧米勢が通常業務日である平日に連続してお休みの並びになっているときは、仕掛けがでて売られやすくなっていることがわかります。

今年は例年にもまして不穏な雰囲気

毎回ご紹介しています「CFTC」の「投機筋」の建て玉ですが、4月12日時点では、1992年以来最大規模となる6万6190枚のドル売り円買いの状況で、前回の6万73枚からさらに6117枚増加しています。

ゴールデンウイーク前にはさらに追加の状況がわかりますが、ドル売り円買いのポジションはまったく解消しておらず、どこかで下落に向けて突っ込んでくる可能性は十分にある状況です。 
出典:外為ドットコムより

黒田日銀総裁は追加緩和を匂わせているが・・

最大の問題は連休に入る直前の「日銀の政策決定会合」の結果となりそうです。

さすがに今回は「マイナス金利」の深堀はないと思われますが、「ETF」の購入枠拡大や「国債」の買い付け総額増額、社債購入枠増枠といったものがでた場合に果たして為替市場は額面どおりに評価してドル円を買いに動くことになるのかどうかが非常に気になるところです。
中途半端と見られれば売られるでしょうし、材料出つくしでも売りになり、まさかの何もなしでともなれば失望売りで、どのような政策がでてきてもプラスに働かない可能性が高まっているといえます。
まず休みに突入する4月29日が、今年の2月11日の休日のように「投機筋」に狙われる可能性がありますし、翌週は2日を除けば3日から5日まで平日が休日になりますので、本邦勢は「PKO」軍団を含めて登場してこないため、下落圧力をかけやすくなることは間違いありません。
現状の相場レベルから5円程度下落すれば105円を突破する可能性もあり、迂闊にこの連休に買いのポジションをキープしておいたりするのはかなり危険な状況になりそうです。

今のリスクオン相場がいつまで続くのかも問題

原油相場はドーハの会合での増産凍結が決裂したことから下落が予想されましたが、意外にも上昇しており、これに支えられて、NYダウが1万8000ドル台を回復したことから世界的なリスクオン相場が展開しています。

日経平均も年度末到達できなかった1万7500円に向けて動いていますが、問題はこのリスクオン相場が5月になっても継続するのかどうかということになります。
5月はセルインメイのことわざもあるとおり、米国の株式市場は下落をはじめやすい時期になりますので、一旦リスクオンが終了すれば為替も巻き込まれて下落していくタイミングになりかねないことにも注意が必要となります。
伊勢志摩サミットで再浮上はありえると思われますが、ゴールデンウイークはちょうど端境期となるため、下落しやすく、しかも株式市場が開いていない時期ですから為替に集中して下押しが来る可能性は考えておく必要があります。
今回の大型連休で下落があるとすれば前半に来る可能性が高く、6日には米国の「雇用統計」がありますので、それまでに下落して調整するというプロセスも想定しておくべきでしょう。
例年にも増して「投機筋」の仕掛けチャンスが登場しそうなお休みの流れとなっていることがとても気になるところです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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