最近は、相場用語が通じないことが多いと感じます。たとえば、押し目買い、戻り売り、この言葉が理解できない方が多い。かんたんにいえば、アップトレンドでの下げ道中を押し目と言い、アップトレンドは下がったところを買いなさい、という意味でもあります。ダウントレンドは戻っ...
角野 實のコラム
意味不明な円高・ドル安も113円を目指す思惑は変わらず
きのうの午後くらいから、意味不明なドル安円高、そして、ユーロ高、金高と続き、売りだけを残してさっさと寝るような事態になりました。これだけ寒いと、若い方は気が付かないと思いますが、相当、体が疲れるものです。お仕事をしながらFXをやっているという方は、こういう天候...
リッチモンド連銀指数とレッドブックについて
ユーロドルが新値付近で推移をしています。ユーロが高いということは、ドル安になりますので、すなわち円高ということになります。これで日足ベースの2番底を確認してくれればと思います。なぜ、こんなにもドル安からドル高の転換が遅れているのか、を考えるとECBの金融政策決...
日本銀行金融政策決定会合のナイショ話
日本銀行の金融政策決定会合の発表が、本日12時くらいに発表されました。私からみるとどの報道も見当違いの報道をしており、まったく日本銀行の意図をくみ取っていない、と感じます。極め付きのバカは尾河真紀で、ブルームバーグに対してのコメントでは自身の正当性を主張したい...
今後の世界の成長はドル安次第となる
世界の景気が良い、良いと騒いでいるのが現状のマーケットであり、その原因をアメリカの法人税減税によるものである、というのがコンセンサスのような気がします。私の意見は全く違い、現状の世界景気の良さはドル安の恩恵であって、その証拠にアメリカ株とドル円でもユーロドル、...
長期的には円高だが、4月までは円安になる可能性が高い
アメリカ政府の閉鎖は早くて22日、つまり明日から再開になります。きのうの協議に関して何も報道がないので進展はないのでしょうが、きのう書いた方針通りになると思います。そもそも今回の円高は、私が去年から何度もいいますが、イエレンとトランプの喧嘩から端を発するもので...
アメリカ政府閉鎖の影響とマーケット
アメリカの政府機関が再び、債務上限の問題で再び閉鎖になろうとしています。ただ、法の執行機関や給付金の発行などは通常通り行われているようです。本日も上院で審議されるようですが、打開の目途が立っておらずこれは少し長引くのではないのかな、と思います。根本的な問題今回...
世界の株高はなぜ続いているのか?
今の状況で、株価が暴落する理由はない、円高になる理由はない、という方が増えています。金融関連の人間には、こういう発言をする連中が増えてくると、警戒するものです。なぜなら、昔、アメリカの大統領が靴磨きの少年が熱心に株の話をするのをみて保有の株の過半を売り払ったと...
トランプがガタガタと騒ぐことは注意が必要
トランプがTwitterでガタガタと連日、メディアに話題を提供しています。就任して1年になりますが、彼が、Twitterにて騒ぐとたいていの場合、何か起こることがほとんどです。たとえば、きのうの中国に対しての知的財産への侵害に対して強い報復措置をとるというのは...
ユーロドルは目先の頭
きのうの朝10時くらいにユーロドルが急騰をしました。私は、この急騰に対して、理論値でこの高値が1.2317となるのに対して、高値は1.2323となり、ま、目先は頭を打ったと考えたのです。ユーロドルが頭を打つと・・・ここが理解できない方が読者の方には多いと思いま...