米国の予算教書が発表されました。当初予定から3ヶ月以上遅れた予算教書ですが、登場した内容は時間をかけたことによるブラッシュアップは殆ど見られず、素人目に見てもトランプ大統領決定時に熱狂的な期待で、上昇した金融市場の過熱感はまったくといっていいほど感じられません...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
ユーロは弱すぎると公言しはじめたメルケル
ここのところ選挙戦で力を盛り返してきているドイツのメルケル首相は、ベルリンの学校訪問でなぜか学生たちを相手にしてユーロが弱すぎという見解を示し、ユーロ相場と原油安がドイツの「貿易収支」を黒字にしている一因だと語っています。これをうけて為替相場は大きくユーロの買...
投資資金はすでに米国から逃げ始めている?
先週の為替相場はドル円の大幅下落に目をとられがちでしたが、ここへきてユーロが本格的に上昇を開始してきており、ここ1年以上長きにわたって停滞してきたレンジ相場からいよいよ抜け出しそうな気配となっていいます。ユーロ圏にもリスクが残るがユーロが上昇しはじめた訳市場で...
変人のトランプから変人と罵られたコミーとは
24日、米国では前FBI長官のコミー氏の公聴会が開催されるので、一体どういう話が飛び出すのかが注目されています。本人が一番変人なのに、そのトランプから変人扱いされいかれた人物として解任されてしまったコミー氏は一体どういう人物なのでしょうか?今回はここに焦点を当...
ウォール街を中心に広がるロシアゲート楽観論
5月17日、18日とドル円を中心に大きな下落を余儀なくされたトランプ起因のロシアゲート問題ですが、「ウォールストリート」や米国の財界などを中心としてトランプはそれほど悪くないし弾劾などには至らないとする楽観論が出回り始めています。さすがに米国にリアルに居住して...
トランプリスクの裏に隠れた本来の相場状況
株式市場も為替市場も前々から指摘されていた、トランプのロシア関連のネタやコミーFBI長官の解任問題に端を発するリスクの問題が17日から急激に高まることとなり、ドル円は1日半で2.9円もの下落に直面するというなかなか厳しい事態に追い込まれました。政治的なリスクだ...
為替アナリストの楽観・悲観論に惑わされるな
FX相場というのは、”上がるか下がるか”だけの単純な相場ですから、多くの個人投資家はこの先どうなるのかを常に知りたくて知りたくて仕方ない気分で日々情報を検索する状況にあります。そこで少なからずこうした個人投資家に大きな影響を与えることになるのが、FXアナリスト...
さらに下げるか戻すのか?判断の難しいドル円
大幅下落から一夜あけた東京市場は案の定、株価もドル円も大きく値を崩しました。ドル円は東京タイムのはじまりあたりから粛々と買い上げる機関投資家なのか年金なのか判らない存在が目立ち、あっさり上昇しはじめるのかとロングでついていった向きは、この買いが切れた途端に11...
トランプクラッシュ到来か・・ドル円大暴落
とうとう恐れていたことが現実になりそうです。トランプ大統領起因のクラッシュ相場がついにやってきました。まだあくまでも疑惑の段階でしかないわけですが、それでも市場は完全に疑心暗鬼の状態になっており、トランプが辞任する以外になにか解決策があるのかといった感じにさえ...
いよいよ動き出したユーロドル相場に注目!
連休明け、フランスの大統領選挙の結果がリスクオフにならずに済んだことから一気にユーロドルに買いが入るのかと思われましたが、上昇時にそれなりの利食いがでて肩透かしの動きとなってしまいました。しかし16日の東京タイムの午後あたりから本格的な上昇を示現することになり...