昨年の米国大統領選でトランプの大統領当選を当てた唯一の存在ともいうべき「ダブルラインキャピタル」の「ジェフリー・ガンドラック」は、最近の相場についてなかなか面白いコメントを出しています。これはコミーの公聴会の映像が全米で中継されたときにあわせて出されたコメント...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
不可解な動きのドル円は週明けの動きに注意
今月の「米国雇用統計」以来、相場は総じてランダムな動きをとるようになってしまっており、「FOMC」以降はさらにその動きがもうひとつよくわからないなっています。特に「FOMC」の後の2日間は妙にドル円が上昇することとなりましたが、16日はまたしても弱い経済指標の...
FRBバランスシート縮小に反応した債券市場
「FOMC」から1日過ぎた米国の株式、債券市場は微妙な動きを見せる結果となりました。「NASDAQ」はまたしても大きく売られるところからスタートし、NYダウも同様に下落から始まりましたが終盤には値を戻す展開となっています。やはり金利の上昇はボディーブローのよう...
イエレン議長、追加利上げ砲四発目を発射
市場の予測どおり、「FOMC」において都合4発目となる追加利上げが断行されました。米国の景気は結局「FRB」によって人工的に作り出されてきたに過ぎないわけですが、さっさと利上げを継続し、しかも「バランスシート」の縮小も今回明確にその工程に示されることとなったわ...
楽観論が再支配した米国株式市場と為替市場
「FOMC」の結果発表を前に為替相場はほとんど動かない状況が続いています。材料がないためにこうした膠着状態になることはよくある話ですし、ドル円は110円、ユーロドルは1.2にかなりのオプションが設定されていることから、二つの通貨ペアともにその前後を上下するばか...
NY市場以降110円に戻れなくなったドル円
「FOMC」を前にしてドル円の上値が猛烈に重たくなりはじめています。12日オセアニアタイムでは110円円台中盤から始まったドル円でしたがその後110.300円レベルにすらとどまることができずに早々と東京タイム終了後には110円割れとなりました。NYタイムでNA...
なんの材料もなく急落した米ハイテク株
9日のNY市場で大型ハイテク株がなんの材料もないままに急落する場面がありました。結局引けではある程度戻しましたが、フェイスブック、アマゾン、アップル、マイクロソフト、アルファベットなどごく一握りの銘柄に集中している状況を考えますと、今後こうした大型ハイテク株が...
フェイクニュースの元祖ブルームバーグ
先週8日、Super Thursdayで市場がピリピリしはじめている東京タイムに突如「ブルームバーグ」が出所不明の怪記事をネットで公表し、瞬間的にドル円は60銭近く下落する場面がありました。今やヘッドラインに踊るテキスト報道をいち早く読み込んで反応するのは「ア...
短期投機筋のロングとショートのつぶしあい
9日のNY市場はすでに主たる戦いが終わってかなり閑散とした相場状況に見えましたが、その中でドル円はショートのあぶり出しとユーロドルは買い下がりのロングの投げが繰り返されることになりました。相場をごらんになっていた方はドル円が非常に強く、ユーロドルがどんどん下落...
ファンド勢の注目はFOMC利上げ以降の相場
8日の「Super Thirsday」を通過して、いよいよ週明け「FOMC」の利上げ決定待ちの状況になりつつありますが、どうもファンド勢はそれ以降相場に異変がでないかどうかをそうとう気にしているようで、多くの金融市場で様子見から手仕舞いの状況が継続しているよう...