金利の上昇と株の下落を予想
「ガンドラック」は次のような予想を立てているようです。リセッション入りの確率は低いが、市場で低いボラティリティーが続く時期は恐らく終わりが近いとの見方を示し、夏には債券利回りが上昇し、株価は下げるというのが彼の見方になります。
大口投機筋の債券買いが反転すれば一気に相場下落も
「FOMC」を受けて少しずつながら上昇した米10年債利回りですが、最新の「CFTC」の建玉明細によりますと投機筋の大口の米債券債買いはさらに進んでいるようで、金利の思わぬ上昇でこれがまた投げさせられる状況になりますと相場は下落方向に大きく荒れる展開も予想されます。
ドル円が金利についていくとなれば一旦上昇か
「ガンドラック」の見立てが正しいということになりますと、ドル円が金利にあわせて動く限り上昇する可能性が高くなりますが、債券金利上昇をきっかけにして株式相場が大きく下押しすることになれば、ドル円も相場の下落についていくことが予想され、上げて下げるという動きのタイミングをどこで見極めるかが難しくなりそうです。