連日発表される国内の新型コロナ感染状況を見ますと、緊急事態宣言がでてサービス業や料飲店などの営業休止が進んだとしても、もっとも濃厚接触してしまう朝晩の電車に乗って粛々と通勤するサラリーマンの出社が一定期間止められないことには感染が止まる筈がないのは相当なウイル...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
コロナ以降のことを気にし始めた金融市場
気が早いもので金融市場は米国の株価が結構戻してきていることなどから、新型コロナ以降の市場を気にする動きもみられています。まだ感染者数も収束しておらず、米国は世界最大の感染死者数を示現しているわけですから、実態経済はまったくポスト新型コロナなどを気にする...
FRB過剰緩和でいつくる?ドル円のドル安
9日FRBは企業や家計を支援するための最大2.3兆ドルの緊急資金供給策を発表し、これでもかと言わんばかりに「金融緩和措置」を繰り出し始めています。内容としては従業員1万人以下の企業に民間銀行を通じて6000億ドルを融資するほか、7500億ドルの資金枠を設けて大...
取引が激減する米国株式市場の行方
金融市場はどんなにその動きがおかしいと思っても結局のところ相場の結果が全てであり、市場に参加している個人投資家がどれだけ納得がいかないと思ってみても、仕方がないというのが正直なところです。まして普通にしていても判りにくい状況にさらに監督金融当局の思惑やアル...
いまさらながらフェイクな相場の動きに注意
国内では事前報道通りとうとう非常事態宣言が1都6県で出されていますが、東京に関して言えばテレワーキングでできないサラリーマンは粛々と何事もなかったかのように会社に出勤しています。しかし、強制ではなく要請であるとされている大学や専修学校など教育施設、自動車教...
国内相場は非常事態宣言を好感しているのか?
いよいよ国内でも非常事態宣言が発令されることになるわけですが、依然強制力があるような、ないような中身であり、しかも最大6か月の期間となる可能性も残されているようです。この宣言で金融市場が喜べることは何ひとつとしてないわけですが、月曜日の東京タイムではNY市...
新コロナ蔓延から見えてくるNY市の対応~日本、東京はやがて壊滅的な状況か
金融市場は既に新型コロナの感染問題が中心的なテーマになっており、この材料を無視して先のことを考えることはできなくなってきています。2月までほぼ横並びだった日米政府の対応、ならびに米国の都市部の対応に大きな変化が表れており、とりわけ新型ウイルスの戦場と化して...
4月相場ならではの特殊状況に注意
3日NYタイム、注目の米国雇用統計の3月分の発表がありました。結果は非農業雇用者数で市場予想をはるかに下回るマイナス70.1万人減で直近の失業者申請件数の劇的増加を考えれば4月はさらに悪い結果になることが確定した状況となっています。また失業率は4.4%へと...
日本株に二番底は来ない?これから大暴落の大底という噂
米株のほうは相変わらず新型コロナの感染者、および死亡者の推定人数などにかなり厳しい数字が飛び出すたびに売られる展開です。決してもとの相場に戻っているわけではありませんが、それでも3月につけた猛烈な底値が今のところ一番底として機能している状況では...
想定をはるかに超える米国第二四半期GDPの落込み予想
世界的に猛威をふるう新型コロナウイルスですから、主要国の経済見通しはここからさらに悪化が容易に予想される状況になってきています。とくに世界有数の大国である米国のここからの経済状況は見逃すことのできないものとなりますが、既に中国を超える感染者数に直面する米国...