ここへ来て面白い情報が市場に飛び交いはじめています。それは就任間もないパウエルFRBが株価暴落後ステルス介入を実施しているというもので、1週間で110億ドル分のMBSを買い入れたという報道が飛び交いはじめています。形式的には債券買い入れですが、結局のところ流動...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
かなりいいところまで戻したドル円はまた下落かも?
ドル円は105.550円まで突っ込んだあと108円手前まで戻してきており、循環という視点でいいますとかなりいいところまで戻した感があります。果たしてここからどこまで戻すかが気になるところですが、チャートを見ますとちょうど2月3日に株式相場が崩れだしてから時をず...
いよいよ米債金利が危険水域突入か
いよいよ米債金利が危険水域突入か金融市場はいよいよパラレルな動きが顕在化しておりなかなか短期的な方向を探るのにもかな苦労する状況が続いています。20日の米国市場は米債金利の上昇を嫌気してNYダウを中心に終値で254ドルという下落を再示現することとなりましたが、...
今更レーガノミクスの失敗について考える
19日のNYタイムはプレジデンツデーの休場であることから静かな相場展開となっていますが、せっかく落ち着いた時間になっていますので、今回は足元のトランプの政策と比較されやすいレーガノミクスがなぜ失敗したのかについてまとめてみたいと思います。80年代強いアメリカの...
FX相場を無防備にさせやすい日米株価の戻り
週明けの東京タイムは日経平均がようやく2万2000円台を回復し、大幅下落も一服といった雰囲気が続いています。すでに前回の下落は調整に過ぎなかったといった能天気な相場の味方も登場しはじめています。しかしこれで二番底がもう訪れないとはだれにも断言できず、米債金利だ...
19日週のドル円はさらなる下落に注意
16日のNYタイム一旦はひげをつけて戻して陽線引けとなったドル円ですから、週明けについてはさらなる戻りを期待する向きも多いことと思いますが、相場の全体的な状況から考えますと、何かよほどの材料がない限り107円、108円と上昇していくのには相当苦心することが想定...
NY市場三連休前でドル円調整相場
16日とうとう東京タイムから売り込まれたドル円は105円台に突入することとなり、ぎりぎり105.500円を割らずにショートカバーしてNYタイムは月曜日が休日となることからさすがに突っ込み売りは出ないままに106円台で週の取引を終えています。しかし今週は1日1円...
ドル円下落最大の元凶はトランプによる経常・財政赤字拡大か
ドル円の下落が止まりません。毎日朝起きると1円ずつ下方向に動いているここ数日ですが、この原稿を書いている段階ではなんとか106円にとどまっているドル円も105円台に突入するのはもはや時間の問題にも見えてくるかなり厳しい状況です。米国10年債利回りはとうとう2....
株価上昇でも追随しなくなったドル円
14日のNYタイムでは予想を上回った米国の1月消費者物価指数を受けた金利の上昇から、まずはドル買いが強まることとなりました。しかしそれも長くは続かず、その後、インフレや金利の上昇が成長の脅威になるとの懸念が浮上し、成長見通し引き下げがドル売りにつながり、またし...
やはりでてきたトランプの円安叩き
トランプ大統領は12日、日本を含む貿易相手国が「殺人を犯しながら逃げている」と非難し、対抗措置を取る構えをとることを示しています。これまであまり円安の話が出てこなかったわけですが、ダボス会議でのムニューシン発言が実は本音だったことがだんだんと見え始めてくる動き...