いよいよ6月では最大のイベント週間が8日からの週になりそうですが、FRB,ECBと主要国中央銀行の決定とその後の議長、総裁の発言如何ではどのようにも相場が動きそうであることから、とにかく14日をこなすまでは相当な様子見状態となることは覚悟しなくてはならない一週...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
今年はボラティリティの大きな相場が現実化
8日の為替市場はG7の会合を控えてポジション調整が進み、ドル円もユーロドルも下落する動きとなりました。殆どの同盟国に高率関税の適用で喧嘩を売る形になっていることから珍しくG7を意識してドル円もユーロドルも買いを手仕舞う形になったことが印象的でした。週明けから米...
米金利が上昇しないのはファンド勢の米10年債買戻し処分のせいか
110円台まで駆け上がってドル円でしたがどうも週の中盤から上値を追う力が無くなってきているようですでに110円20銭台にさえも戻るこごができなくなってきています。もちろん来週にかなりの大きなイベントを控えているだけにここから再度110円台に戻す可能性も残されて...
ECB9月債券買い入れ終了議論観測でいきなり買われだしたユーロ
イタリア政情不安がなんとか一服して下げ渋っていたユーロですが、来週のECB理事会でいよいよ債券買い入れ終了を議論することになるのではないかという観測が強まったことから一転して買われる動きとなっており、ユーロドルは大幅に値を戻しています。これはプラート総裁が発言...
来週に向けて材料は豊富だが動かない為替相場
いよいよ来週は米朝首脳会談、FOMC,ECB理事会と日替わりで大きなイベントが立て続けに開催されますが、目先の材料は豊富ながら足元では大きく動くテーマがなく、ドル円を中心に相場は小動きが続いています。昨日は東京タイムに110円にタッチする瞬間がありましたが、滞...
雇用統計結果をやはり事前に知っていたトランプ
先週金曜日の雇用統計前にトランプ大統領が楽しみにしているといったつぶやきをツイッター上にしていたことから、多くの市場参加者が買い持ちをする結果となり相場が発表前段階で上昇してしまうという奇妙な状況が示現することとなりました。当日は真偽のほどがはっきりしなかった...
7日トルコ中銀政策決定会合に注目・トルコリラはまだわからない
7日にトルコ中銀の政策決定会合が開かれます。4月定例会合で0.75%の利上げが実施されたことにより13.50%だった政策金利のひとつの後期流動性貸出金利は、5月23日の臨時会合で3%引き上げられ、16.50%と一気に3%も上昇することとなりました。7日にさらに...
4日からのドル円は上昇期待だが戻り売りも考慮した対応を
1日の雇用統計があらゆる項目で期待以上の数値となったことから、ドル円は上昇しましたが109.700円レベルで頭を抑えられる形となり、その後反落して週の取引を終えています。ただ米国FRBの利上げ年4回期待も残した形となっていることから、週明けさらに上値を試す可能...
FRB6月利上げ確定~焦点は年間4回利上げ実施かどうか
1日に発表され発表された5月の雇用統計は非農業部門雇用者数は予想を上回り+22.3万人の増加となり、平均時給も前年比+2.7%の増加、失業率は予想を下回り3.8%と軒並みよい数字が出たことからドル円は続伸し109.730円レベルまで上昇することとなりました。た...
米国が仕掛ける関税戦争~最後は自国のインフレでしっぺ返し
しばらくメディア報道の話題にならなかった米国の関税騒動ですが、米国が正式にEUに対して鉄鋼をアルミニウムに対する鵜輸入関税を発動することになったことから、EUも報復措置をとることが確定的となりました。またカナダ・メキシコもその対象となったことからメキシコもいち...