フェイスブックの仮想通貨リブラのホワイトペーパー開示によって一気にステーブルコインの存在が注目されるようになっていますが、国によって見解が分かれるものの果たして通貨なのか決済手段なのかという問題が顕在化しそうな雰囲気になってきています。ペッグ制のステー...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
7月相場は米債金利の変調厳重注意
G20 を通過して、なんとか米国の対中追加関税が回避されたことから週明けからは米株を中心としてまた株が上昇しそうな状況になってきました。日本株はほとんど外人が買いに来ないことから7月は参院選対策で下げることこそないのでしょうが、米株と連動してい上がるのかどいう...
米国が要求する対円のドル安は一体いくらなのか?
G20 大阪の開幕を前にトランプ大統領がまたしてもドル高を不満としてG20の重要課題として為替のことについて話あいたいとしていることがメディアの報道にでており、市場は危機感を募らせています。先の福岡の蔵相・中央銀行総裁会議では通貨戦争は誰の得にもならないといっ...
いよいよ1400ドルにのせたゴールド~ドルはさらに下落か
G20を前にしてほとんど動かない市場が継続中ですが、金価格はその中にあっても上昇を続けており、ドルベースではすでに1トロイオンス1400ドルを突破する勢いになってきています。Data Tradingview金価格というのはとかく主要国の中央銀行が秘密裏に介入し...
G20が終わるまでは相場は動かない可能性
週明けの為替相場は週末にG20を控えているということもあり非常に小動きに推移しています。G20自体で何か期待するべきことなど何もないわけですが、米中の首脳が顔を合わせてまともな会談になるのか、外交辞令の飛ばしあいで継続審議のイメージだけ強めて終わるのか、はたま...
違和感たっぷりの米株市場~株と債券どちらかが間違っている
6月のFOMCでパウエル議長が利下げの意向を示唆したことからCMEのFedWatchでは7月利下げ確率が100%となりまさに市場に催促されて利下げを行うような状況になってきつつあります。驚くのは利下げの回数に対する織り込み確率ですでに年末で合計4回利下げ、つま...
次の相場大幅下落は本当にFOMCが利下げをした直後か
FOMCでは大方の予想通り現状維持で利下げは起きませんでしたが、パウエル議長があきらかに市場を意識して先行き利下げを示唆する様なそぶりを見せたことから米株は上昇、NYダウは史上最高値を更新しかねない勢いになってきています。これまでにもこのコラムで書いたように利...
トランプ主導でまたしても世界通貨安戦争勃発か
ECBのドラギ総裁が経済状況次第でさらに政策金利の一段の引き下げと副作用抑制措置は、依然としてECBのツールの一部であるとポルトガルのシントラで開催されたECBの年次会議で述べました。このことから、ロンドンタイムにユーロが大きく値を下げる動きとなりましたが、ト...
とうとう1BTC100万円を超えたビットコイン
ビットコインがこの週末に再び円ベースで100万円を超えて話題になっています。瞬間的には102万円を超える場面もあり、ようやく100万円台に戻ってきていることがはっきりと確認できる状況です。さすがに市場では利益確定売りも出ているようで一旦90万円...
中央銀行に頼り過ぎの市場~緩和だけ期待して相場は上昇するのか
FOMCが近づいてきていることから株も為替も身動きが取れずほとんど大きな動きになっていません。東証は出来高が夏休みなみに細ってしまい、ほとんど市場の関心を集めておらず、もっぱら米国のFOMC次第での米株の動きを待つ状況となってきています。各国の中銀はまたしても...