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7月相場は米債金利の変調厳重注意

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G20 を通過して、なんとか米国の対中追加関税が回避されたことから週明けからは米株を中心としてまた株が上昇しそうな状況になってきました。
日本株はほとんど外人が買いに来ないことから7月は参院選対策で下げることこそないのでしょうが、米株と連動してい上がるのかどいうかはもっぱら日銀のGPIF次第という心細い相場が続きそうです。
すでに今年も早いもので半年を経過しましたが、ここからの相場でもっとも気にすべきものは米債金利の反転上昇とVIX指数の上昇ということになりそうです。

米株史上高値状態でFRBが実施する利下げの違和感

米国の株式市場は一部の強気見通しのファンド勢と米系企業の自社株買いに支えられてかなり上昇しており、今月さらに史上最高値を抜けてくる可能性すら高まってきています。

例年米株は7月には堅調に推移しやすいうえ、ここからは大きなイベントもないので月末までは想像以上の堅調推移が続く可能性は十分にあると言えます。このままですと相場はバブルの最終局面に起こりがちが大幅上昇相場を示現してしまうことすら想定しておかなくてはならないところにきています。
ただし、かなり違和感があるのはこの株の高値の真っ最中にFRBが本当に利下げを断行するのかどうかという疑問で、FRBパウエル議長が妙に相場の催促に迎合するような発言をしたことが結局のところこうした異様な状況を作り出しているといえそうです。
今年中に4回の利下げを織り込むというのはさすがにどう考えてもやりすぎの感があり、市場の織り込みが巻き戻されることが強く予想される次第です。
 
Data CME
直近の利下げ確率は依然として7月100%を維持しており、このまま7月末のFOMCに突っ込んで利下げが行われないとなれば株は売られ債券金利は反転上昇する危険性も高まります。
典型的な催促相場ということになるのでしょうが、その中でも我々が気をつけなくてはならないのが米債金利がなにかのきっかけで引き起こす反転上昇の状況です。

米10年債は異常に買われすぎ

とくに気になるのは米10年債の状況で、足元ではあまりにも10年債が買われすぎてしまっている点が大きなリスクになりつつあります。一般的に債券市場でもあまりにも相場が一方向にかたより過ぎると、なにかの反動で売りが進むことになり、一気に金利が上昇する危険性が高まることになります。

ハイイールド債価格状況 Data Bloomberg
足もではジャンク債の市場にも驚くほどの資金が流れ込み市場参加者はイールドハンティングに没頭しすぎてまったくリスクを感じていないようですが、これが7月末のFOMCをきっかけにして金利の反騰になった場合にはジャンク債市場にも応分の影響がでることは必至でいきなりパニック売り相場が示現する可能性は全く否定できない状況です。
この場合ドル円は一旦金利上昇に合わせて上昇することが見込まれますが、逆に債券が崩れ株価もおかしくなればどこかでリスクオフの動きに切り替わり、今度は激しく売り込まれる事態に陥ることが容易に予想されます。
7月はとにかくなんとか今の状況が維持される可能性が高そうですが、いきなり変化が起きるとかなり大きな変動になりそうで、とにかく米債金利の推移と株のVIX指数の変化に常に注意を払う必要がありそうです。
例年この時期はヘッジファンドのマネージャーも殆どが夏休みをとる時期にさしかかりますが、今年は前半様子見をしていたところが多く、8月から9月にかけての相場の変調に乗じて仕掛け売買出してこようとする向きが多くなりそうなのが非常に気がかりです。
我々も早めに夏休みをとることで8月以降の相場に備えることがベストな選択になるのかも知れません。
(この記事を書いた人:今市太郎
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