今年もジャクソンホールでの年次会合が22日から24日まで開催されます。利下げを織り込み過ぎている市場は23日に開催されるパウエルFRB議長の講演内容が果たしてこの利下げ見込みに合致したものになるのかどうかに大きく注目しているようですが、ほぼ答えは決まった状態に...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
GEの不正会計問題で社債市場に火がつくか?
本邦勢お盆休みの最後になって市場に突如として示現したのがGEの不正会計の問題で、それが相場と何の関係もあるのか?と思われる方も多いと思いますが、実は米国の社債市場の火だるまにする可能性のあるかなり危険なのになりかねない危ない状況が差し迫ってきているように思われ...
トランプ政権にナヴァロが存在する限り厳しい対中政策は不変
8月にはいってからとにかくトランプの対中政策に関するツイートに株式をはじめとして相場は下げたり上げたりする大きなボラティリティが示現していますが、強くでては緩和させるという彼一流の動きがでては相場が右往左往するといういつもながらの流れは延々と継続中でこれにひっ...
ついに現実になった米債逆イールド
このコラムでも以前から頻繁にご紹介してきた米債の2年物と10年ものの金利が逆転する逆イールドの現象が明確に示現し、米株市場は過剰とも思える反応で相場の投げが進む展開となってしまいました。確かに2000年や2008年の時に比べますと異常とも思えるほど市場参加者が...
米国の不意打ち関税後ずれ発表でショーター踏みあられまくりの相場
お盆休み真っただ中に突入した今週の相場ですが、13日のNYタイム株式市場のスタート時期に合わせて米国USTR通商代表部が9月1日から完全実施予定だった関税引き上げの対象の一部を12月まで延期すると発表したことから相場は株を中心に吹き上がり、当然ドル円もそれにつ...
トランプは米株価の維持を一旦諦めた可能性
8月に入ってから米株の下落と戻しの値動きがかなり激しくなっており、一体どこまで下げるのかが非常に注目されるようになっています。いまのところは下げたと言ってもNYダウで2万5000ドル台をしっかりキープしていますから、ひどく下落したような印象はありますが、暴落か...
想像以上にまずい状況の香港~米中対立の新たなる火種か
香港が想像を絶する内戦状態に突入しています。最初のころのデモは市民総参加ということで動員数は多かったものの、デモとしては傘をさすなどかなり穏健な内容であったはずですが、もはや内乱に近い状態でネットにはかなり厳しい映像が流出しはじめています。こうなると中国が人民...
105.500円を明確に下抜けたドル円~週明け早々105円割れ試しの動きに注意
お盆前最後の営業日となる9日のNY市場では、東京タイムから驚くほど上値が重くすでに106円台にまともに戻れなかったドル円がいよいよ下値試しを行う動きとなり、あっさり105.500円を割り込み、105.267円まで下押すこととなりました。さすがに一回で105円を...
ますます1998年に似てきた今年の米株相場~ここから一体どうなるのか?
足元ではトランプの中国為替操作国の認定が突然発表されたことから株も為替も大きく下落してはショートカバーで戻るといった非常に洗い展開が延々と続いていますが、いよいよ来週は本邦お盆休みということもあってここからの相場がどうなるのかが非常に気になる時間帯に入ってきて...
中国の次の一手~米国債売りなら相場はどうなるか?
米国の関税攻撃の対抗手段として中国が為替に手をつけることになるとは市場のほとんどの参加者が想定していなかっただけに人民元安攻撃はかなり大きなインパクトを与えることになったことは間違いなさそうですが、それとともに中国が打ち出してくるのではないかとして危惧され始め...