今年も米系の各金融機関から相場予測のレポートが発行されほぼ揃った形となっていますが、どうも先行きを明解に指し示すレポートが少ないのが特徴のようで、プロでも相場の先行きを見通すのが難しくなっていることがわかります。なぜこうした不明瞭な状況になっているのか...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
年末年始の相場休場時に爆騰したビットコインは楽観相場の象徴か?
明けましておめでとうございます。この年末年始は土日に絡む形となったことから意外に短かったですし、なにより新型コロナの影響で出かけるにも出かけられないというなんとも欲求不満の募る時間帯となりました。そんな中ですべての金融市場が年始の休場を続けているなかひ...
今年一番びっくりした相場とは?
いよいよ今週で2020年もお仕舞ということで、ごく簡単ですが今年の振り返りをしておきたいと思います。まず新型コロナがこんなに世界的拡大になるとは今年1月段階では全く思いつかず、東京周辺は大量な中国人観光客がインバウンド消費で来日していたのが今から思えば...
クリスマスラリー今年は微妙な展開
今年も残り1週間となりましたが、この時期、クリスマスの3営業日前辺りに買って仕込むとちょうどいいとされるクリスマスラリーのタイミングが到来してきています。これは米株相場でよく言われることで国内ではもっぱら掉尾の一新と言われて年末に相場が上昇して終わるこ...
菅首相が口にしはじめたドル円100円割れ介入は本当に実現するのか
日経新聞が20日、バイデン大統領誕生で菅首相が財務省幹部らにドル円100円を死守するように伝えたことが報道されました。100円を割れそうになったら介入しろという意味のようですが現状で言えば100円は実に目と鼻の先のレートとなるだけに、足元の日米関係で本当に為替...
米大統領選で全く盛り上がらなかったドル円相場
14日に米国大統領選の選挙人投票が行われバイデン勝利が確定しました。厳密には1月6日に議会に送られた投票結果の開票で正式決定となるそうですが、もはやこの段階で覆すのはほぼ不可能な状況で、年明け1月20日にはバイデン政権が誕生することになります。...
テキサス州の4州違憲提訴から始まった米国の決定的分断
14日の選挙人による米国大統領選挙実施の土壇場になって米国テキサス州のパクストン司法長官が8日に連邦最高裁にジョージア州、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウィスコンシン州が新型コロナウイルスの世界的大流行に乗じて今回の大統領選の手続きを不当に変更し、選挙結果をゆ...
トランプ政権残り40日に厳重注意
トランプ政権は8日の選挙人の確定日を過ぎていよいよ終焉が確実な情勢となってきましたが、それでも対中攻勢や中東に関する政策には驚くほどの関与度を示しており、相場にも影響することから目を離すことができない状況が続いています。本来はこの時期は政権移行期である...
コロナワクチンバブルが意外に短時間で終わる可能性
新債券の帝王・ジェフリーガンドラックが治験で95%の効果を発揮したと言われる新型コロナワクチンを開発したファイザーの株を買うつもりは全くないことをネット動画で配信し話題になっています。内容としてはまず変異が激しいこのウイルスに対して本当にしっかり効果を...
クリスマスどころではない?米国ホームレス激増の恐怖
米株相場は12月に入っても新型コロナワクチン開発が順調に進み、早期の利用が見込まれる状況となっていることやテスラ株がS&P500に組み入れられることが正式決定したことなどを背景にして大きく買いあげられる状況です。株式相場については依然として上昇が期待さ...