今年もまた夏の終わりにジャクソンホールで開催される「FRB」の年次経済シンポジュウムが開催されますが、今年は「イエレン議長」も会合に出席して講演を実施することから、利上げについて何を示唆するのかが注目されつつあります。ただ、「イエレン議長」の場合には毎回玉虫色...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
テクニカル的にドル円が上昇しそうな状況
先進各国の「中央銀行」が「金融緩和」を進めるにしたがって、株式のみならず為替相場も人為的な動きをすることが非常に多くなってきています。やはり「ファンダメンタルズ」だけでは売買ができないのが為替の世界で、いかにテクニカルにそれが実証されているかを見極めないことに...
週明けドル円は実需が自ら上値を抑える展開か
19日のNY市場は週末ということもあり殆ど大きな動きもないままに終了し、ドル円はかろうじて100円台を維持することとなったことから、週足での陰線引けは免れることとなりました。とうとう101円台にも戻れないドル円お盆休み前から週末までの動きを再度見直して見ますと...
日銀のETF購入法則の崩壊に慄く金融市場
お盆休みの週となった15日からの為替市場は久々に短期投機筋が大きくドル円を売り浴びせるといった仕掛け売りも登場し、久々に夏休みの大荒れ相場となりました。99.500円にあるといわれる大きな買いポジションとオプションのおかげで、なんど下押ししてもどうしても突破で...
FRBは鮮明にドル安を志向しているのか?
18日の朝3時に発表された7月の「FOMC議事録」は一言でいえば「利上げはある可能性もあるし、ないかもしれないと」いった内容でここからの利上げについての大きなヒントにはなっていません。ただし明確に利上げを主張した委員がいることだけは明らかになり、年内は利上げが...
お盆休みに100円割れを成功させた投機筋
お盆休みで欧米でも夏休み真っ盛りのこの時期、ドル円は例年円高になりやすいものですが、今年も「短期投機筋」の仕掛け売りで見事に100円割れを示現させることができたようです。市場の噂では、こうした仕掛け売りをしたのは「米系の短期投機筋」であろうということになってい...
8月米国債利払いで円高は果たして本当か?
日本は1兆2500万ドルという巨額の外貨準備を保有する国ですが、その大部分はドルであり、また米国債への投資が非常に多い国といわれます。また機関投資家なども多くの米国債を保有していますから、利率が下がり金額ボリュームが少なくなったとは言ってもこれによる利息額は大...
予想を下回るGDP速報値で景気はどうなる?
内閣府が発表した日本の4~6月期実質国内総生産(GDP)1次速報は、前期比プラス0.0%(市場予想はプラス0.2%)、年率プラス0.2%(同プラス0.7%)と「ロイター」がまとめた市場予想を下回っています。為替相場は夏休み真っ盛りでほとんど反応はありませんが、...
デフレの克服が見つからない世界の経済
今年も8月15日の日本で言うところの「終戦記念日」がやってこようとしています。しかしこの時期、韓国やインドなどを訪れていると、この日の前後が独立記念日であったりして欧米の列強からやっと独立できた日で日本が戦争に負けたことをよしとしている周辺国が多いという厳然た...
殆どの資産を売っておけというガンドラック
毎回発言のたびに市場の注目を浴びる、ダブルラインキャピタルのCEOで新債券王の異名をもつ「ジェフリー・ガンドラック」が殆どの資産を売っておけと推奨したことに市場で大きな注目が集まっています。Photo Bloombergこの発言は「ロイター」のインタビューに答...