FOMCの投票メンバーについて
「FOMC」における投票は毎回10名によって行われています。そのうち「イエレン議長」、フィッシャー副議長、タルーロ理事、ブレイナード理事、パウエル理事と「FRB」の実質オペレーションバンクになっているニューヨーク連銀のダドリー総裁は固定の常任メンバーとなります。
ダドリー発言で相場は急上昇
今年のメンバーは総じて「タカ派」が多いとされていますが、先日も夏休み期間中にドル円が売り込まれた際も常任メンバーであるダドリーNY連銀総裁が「9月に利上げがなくなったわけではない。市場は甘く見ていると」いった発言をした際にも為替市場は大きく反応し、あっという間に99円台中盤まで下押ししたところから1円以上をものの1時間ちょっとで戻すことになりました。
ウイリアムズSF連銀総裁はイエレンの弟子
投票権がないのに話題にはるのは「GDPNOW」などで的確な経済分析を行うと評判のアトランタ連銀総裁やリッチモンド連銀総裁などですが、さらにウイリアムズサンフランシスコ連銀総裁の発言もたびたび注目されることになります。