9月も既に終了しようとしていますが、この7月からの「IMM」の投機筋によるドル円売買のポジション推移をみてみますと、米系のファンド勢がドル円相場をどうみていたのかということが改めて認識できてかなり参考になります。もちろん「IMM」のポジションというのはシカゴ市...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
9月最終週ドル円は100円切れを目指す?
「日銀の政策決定会合」と9月「FOMC」を終えて主要通貨ペアの動きがいまひとつよくわからなくなってきています。ドル円はとうとうこの二つのイベントを消化しても一切日足の一目均衡表の雲を超えることができず、相変わらず弱い下落トレンドを抜き出ることができなくなってい...
意味が感じられないFOMCのドットチャート
注目された日米の金融政策決定会合もこなし、週末は為替の取引もありませんので、ここでひとつFed関連でご紹介しておきたいのが「FOMC」に登場する「ドットチャート」なるものの存在です。端的に申し上げてこのドットチャートは確かに市場のTo Beモデルは示しています...
矛盾が指摘されはじめた日銀の政策決定内容
政策発表後1日祝日が間に入ってしまい、相場の反応というものがもうひとつ正確に理解できなかった日銀の発表内容に対する市場の動きですが、やはり欧米勢はこの内容が緩和とは受け止められなかったようです。ドル円は一旦100円割れから101円台まで回復はしていますが、チャ...
ドル円は当面ヘッドアンドショルダー形成か
大きく期待した割にはたいした動きにはならず、ほぼ事前の想定どおりになってしまった為替市場のドル円の動きですが、11月の米国大統領選挙の結果までは大きく動く材料を失ってしまった感があり、上昇するとも思えないものの、ここから大きく下げる感じも見受けられないのが実情...
市場予想通りのFOMCを通過したドル円
22日朝3時に発表された米国「FOMC」の政策決定は大方の市場の予測どおり、利上げ見送りとなりましたが、「イエレン議長」は年内一回の利上げの可能性を強調し、引き続き利上げ見込みを継続させる発言に終始しています。今回は日銀、「FRB」と二つの世界的に注目を浴びる...
量から金利へと舵を切った日銀の思惑について
市場が非常に関心をもっていた「日銀の政策決定会合」は、散々気を持たせたあとに1時過ぎになってからようやく発表となりました。内容は買い入れ資産の量から金利へとシフトすることとし、市場からブーイングの出ていた「マイナス金利」のほうは今回触らずにあくまでイールドカー...
EUの存続を危ぶませるドイツ右派勢力の台頭
Photo neuesbild.blogspot.com英国の「EU離脱」をかけた交渉はドイツ対英国の女性宰相同士の戦いの様相が強くなってきていますが、そのメルケル首相の率いるCDU・ドイツキリスト教民主同盟に対する国民の支持が急激に低下し、随所の地方・州議会...
テレビ討論で米大統領選がFXに影響開始
市場は「日銀の政策決定会合」と「FOMC」がどうなるかという21日のイベントネタで持ちきりですが、少し俯瞰から先を見通してみますと、いよいよ今月26日から大統領候補のテレビ討論会が開催され、クリントン対トランプの一騎打ちがスタートすることになります。選挙スタッ...
足元でドル円の上伸を阻む一目均衡表の雲
FXのみならず、株式市場を含めて日本人投資家の多くが利用するチャートといえば、なんといっても一目均衡表です。もともと株式のために人海戦術で作られたこのチャートには二次元であるにもかかわらず時間軸が入ってきており、その内容を完全に理解するのは至難の技であるとも言...