いきなり新型肺炎の問題が市場に詳らかになった1月相場ですがその発症者の勢いは全く衰えることなく、特段鎮圧する特別なワクチンが開発されているわけでもない中で罹患者数はうなぎのぼりに増加してとうとう2月相場に突入することとなってしまいました。この新型肺炎の件では3...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
2月3日の上海相場再開に大注目
中国起因の新型肺炎の発症者は全く衰えるところを知らぬ状況で、連日その数は増加中ですが、さすがに罹患者数や死者数が増えただけでは株も為替もリニアには反応しなくなりはじめています。本来本日1月31日に再開される予定であった上海市場が2月3日の休場明けにどのような動...
ボルトンの反撃で情勢が変化してきたトランプ弾劾
市場はすでに中国起因の新型肺炎の感染の話でもちきりになってしまっていますが、その陰でトランプ大統領の弾劾関連で新たな動きがではじめています。これまでこの件でトランプが弾劾を受けるのはほぼ不可能であり、民主党サイドの勇み足が逆に大統領選挙にマイナスの影響を及ぼす...
国内外で違うことを言い出す日銀の二枚舌
足もとでは丸三証券の調査部長が審議委員に起用されるということで話題になっている日銀ですが、黒田総裁は24日ダボス会議に出席し、昨年10~12月のGDPがマイナスになる可能性を示唆しています。実際、日本経済研究センターが15日発表した1月の民間エコノミストの経済...
中国発のパンデミックが世界的リセッションに繫がるリスクについて
中国におけるコロナウイルス起因の肺炎の発症者はみるみるうちに増えており、すでに罹患者は中国の発表だけで2091名、そのうち死亡したのが56名という数字でここからさらに等比級数的な増加が予想されはじめています。武漢のウイルスは中国政府のP4研究所から流出したとい...
人はなぜオンライン投資サロン詐欺に引っかかるのか?
本日は具体的な相場のお話ではなく、話題の投資サロンの話をしてみたいと思います。ツイッターなどをやっていますと実に多くの商材の売り込みなどのDMを受けるわけですが、それとともに非常に多くなっているのが投資サロンへの参加のお勧めです。年金が2000万足りな...
やはり消費増税で大撃沈の本邦経済
昨年10月の消費増税からすでに2か月半以上が経過し、本邦の経済指標にはその結果を示唆する数字が次々と並びはじめていますが、早くから市場では東京五輪後の景気の悪化を危惧する声が聞こえていたものの、実際はすでに足元で国内景気は最悪の状況に落ち込んでいることが顕在化...
コロナウイルスが為替に与える影響について
21日の東京市場ではコロナウイルスに対するリスクが既に嫌気され始めているようで日経平均も一旦下落に転じる形になっています。FRBの隠れQEのご相伴にあずかる形で景気実態とはなんの関係もなく上がってきた日経平均ですからこれ以上上昇しないと投機筋が見て売りに転じれ...
米株の異常上昇相場の動きが途切れるきっかけとは
20日の米国株式市場はキング牧師の生誕日の休日でお休みとなりましたが、とにかく1月の米株は猛烈な勢いで上昇しており、FRBの隠れQEと短期レポ市場への怒涛の資金投入がこの相場を支え続けていることがわかります。こうなると米株相場は11月の大統領選挙まで延々と上昇...
気がつけばまた逆戻りの動かないFX相場をどう戦うか
2020年は年明け早々米国とイランがいきなり戦争寸前のところまで緊張感を高めたことから相場はかなりのリスクオフ状態に陥りました。それなりのボラティリティが出ることとなりましたが、足元ではとにかく一時的にせよ決定的な戦争状態にはならずに済んだこともあり、さらに米...