Photo APトランプ大統領はすでに就任後14の大統領制令にサインしていますが、どうもやりすぎの感が否めないものも登場し、既に大混乱が始まっています。そのひとつが難民や中東・アフリカの一部諸国からの入国を一時停止する大統領令であり、米国内外の空港などで米入国...
今市太郎のコラム
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今市太郎のプロフィール
(2015年7月からFXコラムを執筆)
日銀の政策はトランプにケチをつけられる?
Photo 時事通信社今月も30日、31日と「日銀の政策決定会合」が開催されますが、具体的な政策変更はほとんど期待されておらず、とりあえず無風で終わりそうな気配です。記者から質問が集中するとすれば中期債の買い入れタイミングが毎月のパターンと変わったことって「テ...
トランプが次々と繰り出す大統領令の実効力
就任から1週間ちょっとというのに矢継ぎ早に大統領令を連発するトランプですが、相場にプラスに働くものもある反面、いかがなものかと思われるものも含まれており、市場の反応は様々です。この大統領令というのは一体どういうもので、どのような拘束力が担保されることになるのか...
トランプの大統領令よりもFOMCの利上げ
Photo Reuters.com市場ではトランプの大統領令をきっかけとした政策に大きな注目が集まっていますが、異常な関心を集めてはいるものの実際に大統領令だけで動く政策はほとんどありえない状況で、議会での立法と承認を必要とするものが多いことから、その政策が実...
Post Truthは為替にどう影響するか?
Photo Reuters.com日本と同様に英国では年間の流行語が毎年11月には発表されています。昨年の流行語は「Post Truth」で国内における「神ってる」や「ポケモンGO」に比べれば数段政治的でブラックジョークを反映したものになっていることがわかりま...
トランプの通貨安誘導制限発言が飛び出した
就任以来どこでドル安けん制を持ち出してくるのか非常に注目されてきた米国のトランプ大統領ですが、1月26日、米フィラデルフィアでの共和党上下両院の集会で演説し、今後の通商交渉には「通貨安誘導に対し極めて極めて強い制限を導入していく」と表明したことから市場の大きな...
国債買い入れ減少で飛び出したテーパリング
為替市場というのは実に様々な材料で日々の上下が決まるものですが、我々個人投資家がまったく気にもとめていなかった材料でドル円の買いが抑制される結果となったのが「日本国債価格の下落」でした。25日概ねすべての年限の日本国債の価格が急落し、金利が上昇したことがドル円...
NYダウ2万ドル超でも上伸しないドル円
Photo Reuters.com昨年末、市場が大いに期待したNYダウ2万ドルはようやく25日のNYタイムで達成し、ザラ場のみならず終り値で2万ドルを越えて終了しています。結局トランプの大統領令を好感してとうとう2万ドル台をつけたことになりますが、既に2万ドル...
ドル円はポジションが傾くと逆方向に戻す
24日のドル円はNYタイムに大きな買戻しが入り、やっと113円台後半に値を戻しています。しかしこれは特別大きな理由があるわけではなく、売りポジションが溜まりすぎて下がらなくなると自律的に買い戻しが入って相場がもとに戻る動きを繰り返しているにすぎない状況で、ここ...
ムニューチンのドル安発言利用する投機筋
トランプ政権がスタートしてからというものご本人のツイートやメディア報道、ならびに閣僚および予定者の発言の一挙手一投足で相場が上下に振らされる実にやりにくい展開が続いています。どうも「ヘッジファンド勢」もこうした材料を旨いこと利用して、ドル円を売り浴びせようとし...