これを受けた為替市場は一時的にではありますが好感してポンドの買い戻しが進んでおり、今後もこの動きがさらに加速する可能性がでてきているのです。
一端ポンドは大きく戻る動きか
この報道を受けて直近のポンドドルは下落傾向から上抜け始めており、この動きがさらに加速すればそれなりの戻りを試すことになりそうな気配となってきています。
ただBREXITの交渉はこれからが本番
メイ首相が「カーニー総裁」に何を言ってなだめたのかは全く判りませんが、ハード「BREXIT」の危機は全く去っておらず、しかも英国がソフト「BREXIT」を志向してもハードか離脱取りやめしか認めないEUの強行姿勢を考えますと、ここからが正念場になることは間違いありません。
政治ネタの相場は全くテクニカルが通じない
海を越えた米国のヒラリークリントンのメール問題もそうですが、「カーニー総裁」が辞任するといった話も、とにかく市場には憶測が飛び交うことになりますので、噂だけでも十分に相場が動いてしまい、しかもテクニカル的に説明ができないよな「オーバーシュート」気味の動きを示現することが多々見受けられることになりますので、十分な注意が必要ですし、事前情報が一転することもああるため、かなり慎重に売買していくことが求められます。