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日銀政策決定会合前と異なる市場の静かな動き

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いよいよ週明け、水曜日が「日銀の政策決定会合」となりますから、実質的に火曜日と水曜日しか相場には時間がないのですが、どうも今回の「日銀の政策決定会合」を前にしては、海外の投機筋もこれまでのように買上げては結果を見て売り浴びせるという、今年何度も行われたような仕掛けを行わないようで、株も為替も低調なレベルで週の取引を終える形になっています。

日銀自身は今回市場との対話をしたつもりか?

今回の「日銀の政策決定会合」を巡っては日銀もこれまでのサプライズ方式を改め、少しでも市場対話を心がけるようにしているようですが、ジャクソンホール以来頻繁に「マイナス金利」の深堀を口にした「黒田総裁」の動きはその表れかも知れませんし、岩田副総裁も内容自体はよく理解できないものながら事前に発言をするといった姿勢を見せたことは事実です。

また今回、日銀のリークなのかも知れませんが、日経新聞の記事で緩和の枠組みについて事細かな解説がでたことも市場との対話を意識したものなのかも知れません。

事前段階から期待で買上げるお馴染の日銀プレーがでてこない

7月から欧米系のファンドと見られる連中が事ある毎にドル円を買上げる動きを見せたのはご存知のとおりですが、7月の「ヘリマネ」のときも8月末のジャクソンホール以降「雇用統計」を受けての買い上げも結局失敗に終わっており、今回「日銀の政策決定会合」を意識しての3度目の正直となる買い上げが行われないままに21日を迎えそうなのが非常に気になるところです。

ここのところ「日銀の政策決定会合」を巡っては毎回憶測から買いあがりといった動きが顕在化してものですが、今回は既に市場が関心をもっていないのか、そうした顕著な動きすら見えないいつもとは異なる状況になってきています。

日銀が自信をもって発表しても市場の評価次第では円高

世界的に先進国の金融市場から資金が逃避しており現金化される比率がかなり高まっているというお話はこのコラムでも書かせていただいていますが、日経平均もドル円も言ってみれば薄商いそのもので何の過熱感もない印象を受けます。

すでに9月「FOMC」はフェデラルファンドレートの確率も12%にまで下落していますから、こちらも静かな動きに留まる可能性がでてきており、「マイナス金利」を中心とした日銀の緩和措置に対する否定的な評価と「FOMC」での利上げ見送りと言う組み合わせがでた場合には、発射台が低いだけにドル円は再度100円を割れる水準を22日の日本の休日となる秋分の日に試しにいくことになるのかも知れません。
104円を超えたレベルでは結構100円が遠い水準に感じられましたが、101円台をうろうろしはじめて、しかも来週ドル円の日足の「一目均衡表」の雲が102.300円まで降りてくることを考えますと、下方向に深押しすれば99円を割れる心配をしたほうがよさそうな状況です。
今年4月の「ブルームバーグ」の「マイナス金利」憶測報道を巡っては、4月末の日銀会合に向けて期待なのか故意の売買なのかはわかりませんでしたが、異常に相場が上昇するという事態を巻き起こしたのは記憶に新しいところですが、今回どの投機筋もそうした動きを画策しないというところが酷く気になります。
一説にはクリントンの病気説がボディブローのように「ウォール街」での売買に影響を与えはじめているとも言われ、もはやありえないと踏んでいた「トランプ政権」の誕生を市場が織り込み始め、ドル円を買上げるどころではなくなっているという話も聞こえてきます。
あくまでセンチメントであって明確な理由がわからない話でしかありませんが、9月に入って相場の状況が明らかに変わってきている途上にあり、21日の二つの中銀の政策決定会合を受けて市場が走り出そうとしているのかも知れません。
この場合、株もドル円も走り出すのは上昇方向ではなく下落方向が濃厚であり、ポジションをもつならストップロスを入れながら売り持ちしておくのが得策になるのかも知れません。
また今回は二つの中銀の結果を見てからでも十分に相場にエントリーできるタイミングあありそうですから、事前に思惑からポジションを持たないというのももちろん賢明な選択となりそうです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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