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ボラティリティの大きなドル円相場の対策

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2月11日に111円割れまで突っ込んだドル円は、その後も「ボラティリティ」が大きくなっています。
昨年では最大でも80銭程度しか動かなかったはずなのに今年は、特別な指標やイベントがなくても1日で2円近く動く日が非常に多く、荒れた相場を展開しています。
1日の中でも東京タイム、ロンドンタイム、NYタイムと、こセンチメントが変わりますから、迂闊にポジションを長く引っ張っていると、ちっとも儲からないという状況に追い込まれやすく、リアルタイムでトレードできないトレーダーにとってはかなり厳しい相場になっていることがわかります。
しかし、そんなドル円もよくよく見てみますと、それなりに動きには幅があり、現状でトレンドがはっきりしない中では、それ以上飛び出さないMAXとMINのラインが存在するのです。
今回は、そんなドル円の足元でのエントリーポイントの探し方についてご紹介していくことにします。

エンベロープがまたしても活かせる相場状況に

大きくトレンドが発生してしまうと何の意味もなくなってしまうエンベロープですが、ここへ来てこのエンベロープのチャートがそれなりに活かせる相場状況がドル円では続いています。

以下のチャートは、「雇用統計」の発表された3月4日の1日の値動きを表したチャートです。
米国の「雇用統計」は、月に一度のお祭り騒ぎの指標発表日ですから、通常の日よりも余分に動くことが予想される相場展開でした。
発表後は一旦上に上がった相場が完全に1円ほど下落し、その後「LONDON FIX」に向けてまたしても買い上がる形となり、NYタイムの午後、相場が終わりに近づいたところで、なんと「雇用統計」発表後よりも上昇し、その後また下げて113.800円レベルで週を終える形となっています。
4日の東京タイム朝一番の8時に売りなり買いなりでポジションを作ったトレーダーは、どちらの方向でも利益を出すことができ、仕事が忙しく一日相場を見ることのできなかったトレーダーは、ストップロスさえつかないように証拠金と損切りポイントを設定しておくと、何も変わらない相場として終わってしまったことになるわけです。
そこまでのんびりしたトレーダーは存在しなかったかもしれませんが、この「ボラティリティ」の高い相場もエンベロープの1時間足を元に1日の動きを見ると、指標発表前は上下0.3σの中で相場は動いており、NFP発表後でもプラスマイナス0.6σの中に納まる形で上下していることがわかります。
実は「ボラティリティ」が高くで非常に怖い気がしても、「ドル円は一定の幅に納まりながら動き続けている」のです。

プラスマイナス0.3σ、0.6σがお勧めエントリーポイント

このエンベロープというのは一定に変動幅について陸上競技のセパレートコースのように線を描き続けるだけのもので、ボリンジャーバンドなどに比べると過熱感やダイナミックさが感じられないので、あまり使う人はいないのが実情です。

しかし、ドル円の場合には、大きく変動するように見えても実は上限の変動幅は1時間足ならば、プラスマイナス0.6σの中にほとんど納まっているのです。
1分足でスキャルピングをするのであれば別ですが、デイトレでそこそこ負けずにコンスタントにPIPSを稼ぐのあれば、まず日足の標準偏差を見てトレンドが出ていない事を前提にしながら、上下の0.3σのポイントでエントリーをします。
最悪、さらに下がったり上がったりしても、上下0.6σラインまで売り上がったり買い下がってもほぼ損をしないで一定の利益を確保することができるのです。
3月4日でいえば、早朝のNYタイムで113.20レベルまで落ちたところが買いのポイントで、東京タイム、東証が始まってから113.20円割れ近くまで落ちたところ、さらに雇用統計後午後11時ごろにかけて大きく売り込まれたところが実は絶好の買いエントリーのポイントであったことがわかります。
また売りのエントリーポイントは同日午後4時から5時ごろにロンドン勢が一旦買い上がったところと「雇用統計」直後に跳ねたタイミング、さらに翌日朝4時にやはり+0.3σを超えたところがエントリーポイントであったことがわかります。
RSIを見ていますとほとんど80%近くと30%以下になったところは、このエンベロープのエントリーポイントと重なりあっていますので、こちらも平行して見ていくとさらに確度が高くなります。

一度つくったポジションは欲張らずにセンターラインを超えたらリカクが確実

売りにしても買いにしてもプラスマイナス0.3σの幅をすべて取るのはなかなか難しいですし、精神的にも厳しいものがあります。

したがってあまり我慢せずに、センターラインまできたら利益確定をするぐらいの余裕をもった取引をしてみたいところです。
確かに上下に目いっぱい取れば1円以上稼ぐことができますが、1回で50銭、これを2回、さらに往復で取ることができれば、1日に2円程度稼ぐことも夢ではないのが最近のボラの大きいドル円相場です。
このところの相場傾向は、ロンドンタイム序盤で買い上がると必ずNYタイムの序盤で下がるものの、なぜかNYタイムの午後にはドル高で戻ってくることが多いということです。

強力なトレンドが出るとこの売買はいきなり破綻するので要注意です

ただ、トレンドがで始めますとこのエンベロープによるエントリーポイントは、崩されることになりますので、要注意ですが、たとえば「要人発言」などで跳ねたとしても、ほとんどがなぜかプラスマイナス0.6σの中に納まるから不思議です。

また、あまり短い時間足、たとえば5分足や1分足にこれと同じやり方を導入してσの設定をさらに細かく0.03とか0.06などにする方法もありますが、10回に1回以上突き抜けることがあるので短くなればなるほど精度は下がります。
ご自身でご覧になって、それでも使えると思われる場合は数字を工夫することで、有効利用できる可能性は十分に残ります。
こうしたチャート活用はあくまで目安ですから、個別のトレーダーの方が数値設定も調整してみると、さらに精度を上げた鉄板ディールの元になる可能性もあるのです。
重要なのは、人や機械のシグナルによる判断ではなく、自分がチャートを見て判断して売買できるようになることです。
特に「レンジ相場」は個人投資家にとってはもっともリスクの少ない稼ぎ場であり、ドラマチックな展開はありませんが、確実に利を積み上げることのできる大きなチャンス相場なのです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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