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日経平均はついに黒田バズーカ2前夜まで後退

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イエレン議長」の議会証言の不確実性をきっかけに、11日という祝日を利用して投機筋に徹底的に売り込まれたドル円はとうとう110円台を一瞬つけることになりました。
しかも、本日「日経平均」のSQ(特別清算指数)値は1万5156円81銭となった後、更に売り込まれて1万5000円割れという「黒田バズーカ2」が登場する前のレベルにまで下落しています。
2014年10月のドル円相場は106円初頭が最安値となっていますから、株価に連動するのであればドル円も106円台まで下落してもおかしくはないところにいる事になるわけです。
この12日の株価下落と、11日のドル円最安値は投機筋がオプションSQでの利益を見込んで戦略的に売り込んだのではないかとの憶測もでていますが、もはや特定の誰かの仕掛け売りといったレベルを超えた世界的なパニック売りが市場を乱高下させる状況に陥らせていることは間違いないところです。

イエレン議長の議会証言はライブで見れば見るほどリスキーな雰囲気満載

イエレン議長」の10日、11日の連日ほぼ3時間近くに及ぶ議会証言は、ブルームバーグTVなどでリアルタイム映像として視聴可能でしたが、とにかくこの人物・・心の中の状況がそのまま顔に出るという悪い癖をお持ちのようです。

言質を取られまいとするあまり、緊張した面持ちでのらりくらり話しをしているのが視聴者に手に取るように解ってしまうわけですから、発言ごとにVIX指数がリアルタイムで乱高下し、債券相場にも大きな影響を与える結果となってしまいました。
案の定、証言終了後株が大きく崩れドル円はそれを追うように113円台に突入した後、オセアニアタイムとロンドンタイムでものの見事に111円台抜けまで下落を加速させました。
2日目の上院の議会証言では「マイナス金利」に対する各議員から質問が集中し、法的に問題がないのかといった質問まで繰り出す始末でしたが、手数を減らしたくなり「イエレン議長」は今すぐにやるわけではないとしながらも「マイナス金利」の可能性を残す発言を繰り返し、ここでも市場の嫌気を買うこととなりました。
正直なところ、この年老いた女性の発言に世界中の市場が固唾を呑んで見守り、その発言に依存する金融投資マーケット自体じつに危うい気がしてならない印象をもちました。
利上げは「あるかもしれないが」「ないかもしれない」という不確実な発言をマーケットは大きく嫌気し、結果は世界同時株安の焼け野原ということになってしまったわけです。
黒田マイナスバズーカも「ECB」のときの「マイナス金利」とは違って猛烈にネガティブなファクターとして引き合いにだされる結果となっており、世界中の「中央銀行」の信任は今や同時に大きく低下していることを物語る状況となってきています。

ミンスキーモーメントは週明けにもう一段か

投機筋を含めた日経平均とドル円の売り浴びせは12日をもって一旦終息する可能性もでてきてはいますが、そうは問屋がおろさないのは個人投資家の証拠金不足、追証に伴う強制決済の実施などです。

こうした強制的な投げの瞬間はまだ週明け月曜、火曜日に登場することが見込まれることから、あらゆる投資商品に損失をかかえる投資家の投げは、すべて終わったわけではないことに注意が必要です。
FXはほとんど強制決済は終わっているのではないかと思われますが、株式はまだまだこれからの局面があります。
これまで一週間登場していなかった中国市場が参戦してくることによって、遅まきの中国発のパニック売りがでた場合、まさかの人民銀行の人民元切り下げがどさくさで発表されるようなことがあれば、もう一段下落を呼び起こすリスクが残っていることだけは頭においておくことが必要です。 

強烈なショートカバーも視野に入れつつ丁寧な戻り売りを試して対応すべき

今回のドル円の動きは「20ヶ月移動平均」を明確に下抜けたことから、明らかにトレンド変化の中で起こっている動きであり、戻れば元通りの上昇を描く局面ではないことだけは間違いありません。

ここからまず115円に戻せるかどうかもかなり危ういですし、その上を越えても118円は至難の業、120円は兆重い水準と言える状況です。
一方下値は106円、102円と一応ひっかかると思われるサポートラインはありますが、このあたりまで下落することになれば、何がサポートラインになるかを決めうちするのは危険すきるといえます。
上方向に戻した時には、タイトなストップロスを入れつつ戻り売りを行い、万が一踏み上げられたら損切り後に、再度売り場を探して下落を待つ方法が今のところもっとも安全な売買方法になりそうです。
3月の各国「中央銀行」の政策決定まで時間がありますし、26日に開催されるG20でなにかが出されるとしても足並みが揃うまでにまだ時間がかかりそうです。
ですから、3月までにもう一段2番底を探る動きが株価中心にでてもおかしくはない状況です。
ドル円の株価への追随の仕方を見ていると、同様に下落することは想定しておくべきではないでしょうか。足元で相場に参加しているプレーヤーは悉く損失を抱えています。これが投げと踏みをさらに加速させる難しい相場になることだけはしっかり認識しておきたいところです。
(この記事を書いた人:今市太郎
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