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中国不在で115.18円まで下落したドル円

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8日のNYタイム、NYダウが350ドル超の下落を受けてドル円もあっさり115円台に突入する動きとなり、「LONDON FIX」では2014年11月以来の115.18円をつける下押しとなりました。
テクニカル的には、この115円を抜けてしまうとほとんど下は何もない状態で、105円方向にひた走る可能性もでてきてしまいました。
中央銀行」の政策決定会合もなく中国も旧正月でお休みのこの時期に「原油価格」の下落をきっかけとして、またしてもリスクオフとなってしまったドル円は、この先どうなっていくのかをいくつかの視点から考えて見ました。 

当面の注目ポイントはイエレン議会証言だが・・

2月10日と11日に予定されている「イエレン議長」の議会証言は、比較的形骸化されたもので、発言内容も事前に紙でメディアなどに配られるようなものですから、なにか決定的な決め手になるようなイベントではないことは間違いありません。

したがって、市場が気にしているほどクリティカルなイベントになるかどうかはかなり怪しいといわざるを得ません。共和党議員も出席する会議ですから、利上げの具体的回数などに言及する可能性はきわめて低く、毎回の「イエレン議長」の言い方が踏襲されるだけではないかと思われます。
昨年の12月に利上げしたばかりですから、あまり情勢が変わったようなことも言わないのではないかと思われます。

やはり大きなドライバーとなるのは中国関連の動きの可能性大

115.50円のポイントを抜けたドル円は、当面112円台にある「黒田バズーカ2」以前の窓を埋めにいく可能性がでてきています。ただし、「イエレン議長」発言でそうした動きがでないとすれば、やはり心配なのは中国関連の動きということになります。

特に人民元の切り下げがG20に前後して行われることになれば、ドル円は少なからず影響を受けることとなります。ただ、そうした動きがでるのは春節以降であると想定していましたので、このタイミングでの115円台再突入はかなり意外な展開といえます。
もし大きな要因がないとさらなる下押しが示現しないとなれば、ここまで下げても一旦は「レンジ相場」で上方向に戻す展開も想定することができそうです。
しかし、仮に「レンジ相場」に復帰したとしても上値は118円台に辿り着くかどうかが精一杯といったところで、かなり狭いレンジを形成しそうで、一旦戻したとしてもごく近い将来的に下値を再度試しにくることになるのではないでしょうか?とにかく、この後のドル円の相場の戻り方にも注目が集まります。
ここのところ下落した相場は昨年の8月24日のように急激に戻りを試す動きをしなくなっており、今後のプライスアクションが先々の相場の方向性を示唆することが多い傾向にあります。

今週115円を抜ければ110円方向までの覚悟が必要か

今週日本は11日が「建国記念の日」でお休みですが、本邦不在の時間帯を狙って115円を下抜けするような動きが出れば一気に110円方向へとドル円相場が加速する可能性も視野に入れておく必要がありそうです。

今の材料だけでそこまで走るとは思えませんが、短期の投機筋はドル円の下落を画策しているようで、まったくあり得ない話ではない状況です。
またドル円が110円方向に下落するということは、ユーロドルが1.12を抜けてさらに上昇することを意味しますので、クロス円が円高に振れた場合にはユーロ円の取り扱いには十分な注意が必要となります。
ドル円は200日移動平均線の外側にあり、そもそも上昇よりも下落の可能性が高いところに位置しています。中国市場のお休み期間中に暴落が起きれば、相場の原因は米国の「FRB」による利上げが最大の原因であることが明白となりますが、今の材料だけでそこまでエキセントリックな動きになるとすれば、この米国の利上げは、やはり世界的に金融市場を破壊しつつあることが鮮明になりそうです。
2月は比較的おとなしい相場かと思いましたが、どうもそうはいかない状況がまだまだ続きます。
(この記事を書いた人:今市太郎
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