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2015年FX投資家はみんな大負け?

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2015年度も早いもので既に半期が終わる事となりました。カレンダーイヤーを事業年度にすることが多い米国系企業にとっては、2015年度は既に四分の三が終了してしまったことになります。
しかし金融市場の投資という事で見ますと、今年は稀に見る「儲からない年」になってしまっているようで、年末に向けてこの状況を挽回すべく「投機筋」の猛烈な、利益挽回仕掛けが登場する可能性に注意が必要になってきています。

2015年は投資家にとって忘れ去りたい年?

ブルームバーグの直近の報道によりますと、金融市場をグローバルで見た場合、株式や商品、為替ファンドはいずれもマイナスで、若干プラスとなっている唯一の債券市場もインフレ率で打ち消されてしまうという、かなり厳しい投資環境におかれている事がわかります。

日本国内の市場だけ見て、ドル円での為替取引のみ行っているとあまり感じないのですが、実は「コモディティ」を筆頭に、株も為替も全く儲けが出ていない深刻な状況に陥っているのです。

市場状況を示す指標は軒並み大幅な下落率

世界株の指標である「MSCIオールカントリー世界指数」は、配当を含めてみても年初来で6.6%低下している状況で、7-9月(第3四半期)は過去4年間で最大の下落率となっています。

通貨ファンドのリターンを示す「パーカー・グローバル・ストラテジーズ指数」は1.8%下落しており、為替も他の金融相場の下落に明らかに巻き込まれていることがわかります。

プロの投資家にとっては死活問題

個人投資家は儲からないと見れば投資を停止すれば良いだけですが、一定のリターンをどんなときでも稼がないとクビになるプロのファンドマネージャーにとっては、儲からないからといって手をこまねいていられないのが現状です。

11月末の「ヘッジファンド」の期末に向けては、なにがなんでも利益を勝ち上げなくてはならない「投機筋」のファンドマネージャーが下落系の仕掛けで、応戦してくる可能性を注意する必要があります。
通常相場の上昇にはかなりの時間がかかるのが一般的ですが、下落というのはストップロスを引っ掛けて短時間に大きく下げることができ、しかも下落を仕掛けた当事者が底値で買いを入れやすいという利点を持っているのです。
従ってこの秋口は、こうした仕掛け売りに巻き込まれないように十分気をつける必要があります。

9月29日の日経平均暴落はCTAの仕掛け売りか

市場には「CTA」という名の怪物が動き回っています。

この「CTA」とは「コモディティトレーディングアドバイザー」の略で、その取引の75%は金融工学に基づくアルゴリズム取引とされており、ほとんど365日において予め設定されたプログラムで「自動売買」を行っているのが現状です。
29日の東証の相場は前日から噂されていた「オイルマネー」市場からの徹底報道を受けて株価の下落が続いていましたが、このネタだけでも大きく下げられると見たのか「CTA」が前場から猛烈な売り浴びせを行い1万7000円を割るとこまでの大きな下落になりました。
彼らは、1万6000円台前半の「黒田バズーカ2」の前レベルまでの下落を想定していたようですが、かなりの実需が下値で防戦買いを仕掛けた為、あっさりと引き下がる事となり、翌日には相場が大きく戻しております。
この売り仕掛けでは想定の半分程度しか利益を上げられなかったのかもしれませんが、下落には投げが入りますから実に短期間にまとまった利益を手にすることができたことは間違いなく、10月後半まではこうした下落仕掛けの登場に注意が必要となってきています。

CTAの次なるターゲットは日銀の追加緩和見送りか?

日銀のETF買い入れ目標は、ご存知のように年間3兆円に設定されていますが、現在の買い入れペースでは10月いっぱいで予算消化となってしまいます。
株式相場が0.4~0.5%下落で日銀のETF買いを当てにしている日本の株式市場では、日本株の下支え要因である日銀の買い入れがなくなることがわかれば、またしても上述のような売り仕掛けの「投機筋」が暗躍してくることはほぼ間違いないと見られており、ある意味では底値は絶好の買い場となる可能性もでてきているわけです。
10月末に日銀が追加緩和を行う場合、想定されるのはETFの買い入れ枠の増額が中心となりますが、露骨な株価PKO策を行うための理由がないとなかなか出動しにくいのではないかという見方も広がっています。
日経平均株価の17000円~18000円、ドル/円の120円は確かにピークからすると随分と下げた印象はありますが、今このタイミングにできうる限りの緩和策を日銀があえて打ち出してくるかどうかは判断のわかれるところです。
ただ昨年10月末の「黒田バズーカ2」の前にも2ヶ月近く前にアベクロの会食が行われており、何かがすでに握られているとすればサプライズ的な緩和が10月中に登場する可能性も否定できません。

下落についていくか底値で買い向かうかの選択肢

CTAをはじめとした下落仕掛けは正直なところ何に起因して行われるかわからない状況ですから、せいぜいできるのは高値に戻ったら売りを仕掛けておくことぐらいです。

底値の買いもどこまで下がるかわかりませんから、深いところに指値をおいておくか裁量取引で、下落の現場に居合わせることが重要になりそうです。
10月一杯ドル円は大きく跳ねたところは「121.80円」を超えて流れが変わらない限り、売ってみるというのもひとつの手といえそうです。
ただし逆方向にさらに上昇することもまったくないとは言い切れませんからしっかり逆指値をおいておく必要があることは言うまでもありません。
(この記事を書いた人:今市太郎
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