ギリシャ危機から既に8年が経過しようとしていますが、今後は案の定イタリアで政情不安が高まりを見せてうり、株から債券、為替までイタリア関連のものは悉く売り浴びせにあっている状況です。もともとギリシャ危機があったころから次はイタリアが危ないといわれてきたわけですし...
FXコラム
イタリーの混乱@イタリー経済と問題点
結局、今回の下げの意味は、米朝会談のキャンセルとかそういうものではなく、イタリーの政局の不安定だったのであろう、と思います。米朝会談のキャンセルやまた再開するということによって、みなさんはドル円相場が上下動していると考えていた人が過半なのですが、結局、このイタ...
金融庁奇跡の心変わりでレバ規制見送りへ
今年中に店頭FX業者のレバッジが10倍に規制されることが30日の第五回有識者会議を経て本決まりになるかと思われた金融庁でしたが、昨日突然10倍規制見送りの報道が飛び込んできました。基本的にはいい話しですから素直に喜べばいいわけですが、返す返すも不思議に思うのは...
テクニカルが先か、それともファンダメンタルズが先か?
アメリカ市場がお休みなのでなんとなく閑散とした市場になっています。きのうから、考えていたことは、確かにテクニカルというのはファンダメンタルズ、つまり材料よりも先行をするな、と思うのです。先週の急落したドル円というのは、私のコラムを確認していただけるとおわかりに...
結局今年もSell in Mayだった可能性大の米国株式市場
いよいよ今週後半から6月相場ということになりますが、今年も米国の株式市場はSell in Mayだった可能性が高くなりそうで、今後の相場の動きに注意が必要になりそうです。原油価格の下落が6月の株相場を直撃する可能性5月のNYダウは昨年のように大きく上昇すること...
情報の分析能力が大事
週末の朝鮮半島をめぐる情勢は混乱をしていました。トランプ大統領が米朝会談をやると言ったり、やらないと言ったりということが起きました。これをどういうように考えればいいのか、といえば、非常に簡単なことです。みなさんが考えることは現状にしかフォーカスを当てなく、未来...
米朝首脳会談まさかの再開か~またいきなりリスクオン?
いきなり6月12日のシンガポールでの米朝首脳会談の開催中止を宣言したトランプ大統領ですが、これを受けてまだ北朝鮮が会談に意欲を示している旨を朝鮮中央通信が金正恩氏「米朝会談に確固たる意思」と報道したことから、まだ6月12日に会談が開催される可能性が再度高まって...
来週の相場はどうなるのか?
FOMCの議事録には考えさせられる点が多く、この議事録をきちんと読んでいない専門家と称する人たちの意見には要注意です。たとえば、雇用に対して、私のように統計結果の全体の数字をみている人間にとっては、雇用は強いとしか判断しようがないのですが、FOMC議事録によれ...
5月28日週のドル円はどこまで戻せるかに注目
先週大きく下落したドル円でしたが、意外に108円台は底堅く、随時下げてお仕舞いになるといったほど弱含みにはなっていない状態で週の取引を終えています。ただ、ここからは既に110円台が相当重たい状況で、果たしてどこまで戻せるのかが大きな焦点になりそうです。110円...
ロジカルシンキングについて
原油価格がオペックとロシアが減産を減らすという報道で下落をしています。材料としては供給が増える可能性があるのですが、果たして本当にそれは正しいのでしょうか?オペック総会オペック総会というのは毎年、11月の末から12月上旬に行われます。このことで一番、大事なのは...