9日の午前6時に発表となったニュージーランド中央銀行である「RBNZの政策金利発表」は予想通り「0.25%の利下げの2.75%」となりましたが、声明文上今後さらなる利下げの可能性を示唆したことから市場は売りが加速、NZD円は70円台前半へと逆戻りしはじめていま...
FXコラム
2015年8月24日の大暴落とはなんだったのか?
2015年8月24日。FXの世界で長く語り継がれるであろう大変動が発生しました。つい2分前まで119円近辺にあったドル円のレートが一気に116円まで下落したのです。ユーロドルなど他の通貨ペアも大きく動いたのですが、日本において多くのFX投資家が取引しているドル...
G20でバブル崩壊を口にした人民銀行総裁
トルコのアンカラで開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の席上、中国人民銀行の周小川総裁が、株式市場の動向に関する説明の中で「バブルがはじけるような動きがあった」という趣旨の発言をして市場から大きな注目を浴びる結果となりました。とうとう中国...
FXの世界は全てが転換点になる可能性
日銀とPKOの原資が足りなくなった?
8月24日以来、日銀とGPIFほかのPKOと思しき軍団が日経平均とドル円を買い上げる動きをしていますが、買いがおさまると俄かに売りに押され失速する場面がほぼ毎日のように繰り返されるようになっております。下値で支えるPKOの威力にいささか翳りが出てき始めたことを...
9月17日までは一旦休むのも戦略のうち
8月24日以降、為替も株も異常とも思えるボラティリティの高い相場が連日続く状況となっています。スキャルピング派にとっては、絶好の売買チャンスとばかり相場に乗り込んでいることと思いますが、どうにもこうにもテクニカルチャートでこれまで使ってきた手法がミートしなくな...
アメリカの利上げを煽りまくっているマスコミ
みなさんはご存じないでしょうが、私は実は今年の前半からアメリカの利上げについて春から夏にかけては絶対にないと言っていました。理由は簡単です。FRBが利上げをしないと明言をしているからです。しかし、なぜか、日本のマスコミはアメリカのサプライズ利上げを煽りまくって...
市場は利上げを十分裏付ける内容と判断
9月4日(金)に発表になった米国の8月分雇用統計において、非農業部門雇用者数(NFP)は、「17.3万人増と予想の21.7万人増を下回る結果」となりましたが、前回、前々回の上方修正が計4.4万人だったことから、相殺勘定となり一旦は売られたものの、直後に買いに転...
FRBの利上げに大きく影響しはじめた中国
既に米国の金融市場ではかなり話題になっていることですが、中国が「株価を支える原資を捻出するために米国債を売っている」というのはどうやら事実のようです。本来株式市場が大きく下げる場合には、市場はFLY to QUALITYの行動を起こして債券が買われるのが定石に...
チャイナショックでわき上がるドルの適正値
世間では「チャイナショック」によって株安・円高が進んでいます。中国経済が予想以上に悪いということで、人民元を切り下げ、預金金利を引き下げ、人民元の為替先物予約の売り規制まで始めています。根本的に、中国の金融システムは自由主義国家とリンクするか?結論から、先に言...