本日は「ポンド円」の分析をしていきます。9/24の記事(ポンド円は今年最高値にストップを設置し売っていきたい場面)では、ある程度長い時間保有するのであれば「月足・週足」では売り目線で臨みたいといった趣旨の記事を書きました。大きな流れでの戦略に変更はありませんが...
FXコラム
ゴルゴ13に登場した日本国債売りが話題に
小学館が月2回発行している「ビッグコミック」の最新号劇画「ゴルゴ13」に海外ヘッジファンドによる日本売りが題材となって話題を呼んでいます。舞台は日本国債市場。国内総生産(GDP)の2倍の政府債務を抱えながらも「デフレ対策」の一環として日銀が国債発行残高の30%...
為替相場が動く時間帯には理由がある!仲値LFXNYカットとは?
1日チャートを眺めていると、「あれ、またこのタイミングで動いた」という時間帯に気づくことはありませんか?実はそれ、偶然ではなくてちゃんと理由があって動いているのです。今回はその中でも特に意識されやすい3つのタイミング、「仲値」「ロンドンフィクス」「ニューヨーク...
シリア難民問題がFX相場に与える影響
当初為替には殆ど影響を与えないと言われてきたシリアの難民問題ですが、ロシアが空爆に参加してくるなど、えらくキナ臭い状況になってきています。難民に対応するユーロ圏各国の動きはバラバラになり始めており、既に安全保障の大きな問題になりかけていることは間違いなく、為替...
9月雇用統計結果@米国年内利上げは減少
米労働省が発表した9月の米雇用統計(10/2発表)は「非農業部門雇用者数」が14万2000人増と市場の予想の20万3000人増を大きく下回ることとなりました。8月分も13万6000人増に下方修正され、ドル円は大きく売られて一時119円台を割り込む展開になってお...
ロシアは本当にこれから経済危機になるか?
昨年の「原油価格」急落に伴いルーブルが売られ、ロシア危機が叫ばれて久しくなります。その後、ロシア情勢に関してはあまり日本では報道はされないのですが、実際はどうなのでしょうか?私の個人的意見は「中国と全く状況は同じでしょう」という他ないですし現在の中国、ロシア、...
2015年FX投資家はみんな大負け?
2015年度も早いもので既に半期が終わる事となりました。カレンダーイヤーを事業年度にすることが多い米国系企業にとっては、2015年度は既に四分の三が終了してしまったことになります。しかし金融市場の投資という事で見ますと、今年は稀に見る「儲からない年」になってし...
オイルマネー相場からの換金・撤退に要注意
ここへきて金融相場で俄かに高まりつつあるのが「オイルマネー相場」からの換金・撤退の動きです。これまで「原油相場」自体は大きな下げを示現してきましたが、いよいよ「オイルマネー」自体の投資行動が大きく変化し始めているようで、これに伴う市場の変化には注意が必要になっ...
世界経済史Ⅲ 日本の近代化から金本位制の確立
前回の世界経済史Ⅱ(日本とイギリス編)では、織田・豊臣時代の日本とエリザベス1世の時代のイギリスの歩みを見ていきました。プロセスは異なるものの、両国はアジア制覇を目指し積極的に海外進出を図りました。道半ばで中国征服を諦め、鎖国制度を徹底し平和の時代へと歩み始め...
ブラジルレアルの下落に見るブラジルの深刻度
9月22日、日本がシルバーウイークで連休に入っていた間に、サンパウロ外国為替市場において、レアルは前日比1.8%下落。1ドル=4.05レアルで取引を終えました。9月24日には更に安値を更新。1ドル4.24レアルまでつけた後に反発をする形になっております。これは...