ユーロ相場ですが10月22日に「ドラギ総裁」が緩和示唆をしたことによって下落をしています。ここで12月に緩和をしたらより一層下落傾向がひどくなると予想する人が大半になると思いますが、はたしてどうでしょうか?ユーロドルの基準値過去のコラムで、ユーロドル相場の基準...
FXコラム
原油価格の下落が貿易収支に現れてきた
一般的に製造業や国内で生活する消費者にとっては輸入エネルギーである「原油価格」が大幅に下落するのはプラスになる要素が多く、もっと享受すべきことです。しかし、長らく高騰していたものの価格が恒常的に下落すると「デフレ要因」を敵視されるようになってしまい、貿易立国だ...
米国雇用統計は毎回なぜ予想からぶれるのか?
FX市場ではトレーダーのお祭り騒ぎ的要素の極めて強い米国の「雇用統計」ですが、イエレンダッシュボードはより多くの指標を織り込むことを基本似ているものの、市場の最大の注目点はNFP,つまり「非農業者部門」の雇用者数と「失業率」に集まることになります。しかし、この...
ドル円は年末前に125円超という見方について
FOMCの議事録が公表された11月19日をもって外為市場は材料出尽くし感が強くなりドル円も124円台に上がらなければユーロドルも1.06を切れずに膠着した相場が続いています。米国はサンクスギビングを控えていますから23日の週は26日から事実上の休業状態。週明け...
資源相場急落で資源国から資本がなくなるか?
私はもともと、商品相場には弱気な立場になります。そこでみなさんが、疑問に思っていることを考えていきましょう。今後はインフレ社会になる?スイス、イギリス、アメリカの「金融緩和」に続き日本、ユーロも大規模な「金融緩和」を行っています。単純な話、世界の半数以上の富を...
FXでリスクを減らす分散投資の方法
今回はFXでリスクを減らす方法として「分散投資」についてご紹介します。有名な方法なので、ご存知の方も多いかもしれません。主に中~長期の取引をしている投資家が使う手法です。リスクが減ればロスカットの危険性も減りますので、よろしければご一読下さい。分散投資①取引通...
米国利上げを今も警戒するガンドラック
「FOMC議事録」が公表されて、ますます12月利上げが確実の情勢になってきていますが、今年欧米系ファンド勢の中では唯一といってもいいほど一人勝ちしている相場予想の当り屋、ダブルラインキャピタルの「ジェフリー・ガンドラック」がパリ同時多発テロを受けてコメントを出...
ナンピンは危険なのか?そのメリット・デメリットを考える
投資の世界において、非常に危険なものとして語られる手法に「ナンピン」があります。ナンピンとは何か、なぜ危ないと言われるのか。そもそも、本当に危ないのか。今回はナンピンについて掘り下げてみます。ナンピンとはナンピンとは、損失が出ている場面でさらに同じ方向のポジシ...
パリのテロより原油価格~心配する底割れ懸念
パリの無差別テロから週が開け、市場は大きく荒れるのではないかと予想されましたが、意外に冷静で、株も為替も大きな下落を示現せずに落ち着きを取り戻しています。そんな中で「投機筋」がテロよりも心配しているのが「原油価格」の下落による底割れ懸念です。グレンコアが破綻す...
追加緩和を求められても簡単にはできない日銀
週明けの為替市場はフランスのテロの影響を受けてリスクオフによる円買い、ユーロ売りが加速するかと思われましたが、実際のところはほとんど影響なく、月曜に発表された7-9月期の国内総生産(GDP)は前期比年率0.8%減と、2四半期連続のマイナス成長となったことのほう...