ドル円は25日のNYタイムに104.50円を抜けてから上値試しを行い104.89円レベルまで上伸することとなりました。ここのところNYタイムになると、上方向に上昇する傾向にあり日本株との連動性を含めてファンド勢がドル円を買い上げている可能性がかなり高くなってい...
FXコラム
誰が大統領になっても大型財政出動のアメリカ
いよいよ11月8日の大統領選挙が近づいていますが、為替市場にはほとんど影響を与えなくなっているようで、もはや勝負あったという織り込みをしているのかも知れません。ところで金融市場ではどちらの候補が勝っても2017年は大幅な財政出動が見込めるのではないかという楽観...
OPECの減産合意は本当に履行されるのか?
石油輸出国機構(OPEC)は9月28日、石油生産量を減らすことで合意し、正式には11月30日にウイーンで開催される総会で決定することになりますが、ここへ来て早くも減産を揺るがすような発言が出始めており、足並みを崩す形になりかねない状況が示現しはじめています。イ...
シカゴ連銀総裁発言をきっかけに急伸!
シカゴ連銀総裁のエバンス総裁は「FRB」での投票権をもつ連銀のメンバーになります。このエバンス氏に関しての私の知見は極めてまともな見解を持つ方で、一部のアブノーマルの意見をもつメンバーよりはかなり知性を感じる方です。エバンス氏が「来年末まで3度の利上げを行うべ...
ヘッジファンド運用の現状をFXに活かす
ここ数年、とくに米国の「QE」が終焉し、その代わりに日欧の金融政策当局が参加して「マイナス金利」など過去にないような「金融政策」が実行されるようになってから欧米系の多くの「ヘッジファンド」の収益が急激に低下するようになっており、想像を絶するほど苦しい戦いを強い...
貿易収支4983億円の黒字で強まる円高材料
「財務省」が24日に発表した9月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は4983億円の黒字で2カ月ぶりに黒字に転じています。原油価格の下落で輸入額が縮小したことなどがその要因となっています。また2016年度4~9月期の貿易収支は、2兆4580億円の黒字となり...
ブラジルレアルから新興国通貨を検証する
友人からブラジルレアルが急騰していると聴き、久しぶりにチャートをみてみました。なるほど、以下はレアル円のチャートになりますがとても「国債」が「ジャンク債」扱いされている通貨とは思えない急騰ぶりになります。チャートの解説「FRB」の利上げが間違いなく行われると喧...
ハロウィンエフェクト10月末買いの4月売り
例年ハロウィンが行われる10月末は、株も為替もBuy & Holdで翌年の4月まで継続して保有し利益を上げる絶好の機会となることが多いのですが、9月、10月ともにまともに下押し調整すらしなかった今年、年末に向けては米国の大統領選挙や「FOMC」の利上げも予測さ...
10月24日週ドル円はさらにレンジ継続か?
10月17日週のドル円は104円台で何度も上伸試しましたが、大きく買いあがることができず、下落しても103円台前半が底堅いことかラ1円に満たない上下をうろうろする展開が続きました。一旦上がってきたように見えるドル円も週足で見ますと、26週移動平均線の下で週末N...
やはり下がってきたユーロ相場は狙い易い通貨
何度も取り上げるのですが、ユーロドルが安値を切ってきました。読者の皆様の中にはユーロ円は大して下がってはいないのではないか?と思う方も多数いると思いますが、私の個人的な見解ではこれからだと思います。前回くらいに一番、これから動くのはユーロ円と書いたにも関わらず...