先週の週末のアメリカ「経済指標」の発表には少々、がっくりした方は多いのではないでしょうか?小売売上や企業在庫、卸売物価指数、日本では企業物価といいますが、等の経済指標が軒並み悪化をしています。ミシガンの消費者態度信頼感指数にしても予想より大きく減じています。な...
角野 實のコラム
そろそろ始まるか?やったるで相場の再来!
前に「リーマンショック」時の日足にドル円、ポンド円などに移動平均30を加えると、物理でいう非均衡状態では日足は「移動平均30」にそって動くというお話をしました。現在のドル円相場の「日足」に移動平均30を加えると以下のようになります。途中、多少、移動平均30を超...
アジア市場のFX取引の基本的な考え方を解説
前回は、通貨の世界、つまり経済の世界では常にドルを中心にモノを考えるという話をしました。⇒ アメリカは今後も世界一の経済圏を維持するこれは商品市場も同様で、原油やゴールドなどの原料、素材市場というのはその原料素材イコール、お金という考えに立地しているのです。つ...
アメリカは今後も世界一の経済圏を維持する
このお盆休みの間は、ま、ほとんど動かないと思いますが、ただ9月からほぼ確実な世界的な「金融緩和」を考えれば安いとことは拾うという姿勢は大事かと思います。この背景は「G7」「伊勢志摩サミット」で決まったことが背景になると思います。今回は、私の根本的な考え方を説明...
アメリカの「雇用統計」は本当にいいのか?
先月の非農業者部門の新規雇用数は、市場予想を大幅に上回る数字を記録して、アメリカ経済懐疑者たちの予想を悪い意味で裏切ったと思います。個人的には、この人たちはアメリカ経済のどこをみて悪いといっているのかはよくわかりません。いろいろなことを考えていくと、やはり労働...
クレジット危機の再来か、超楽観論の始まりか
クレディスイスから米国シティー銀行が、デリバティブ資産を買ったという報道がありました。かんたんに説明すると、昔からクレディスイスというのは私たちの仲間内ではクレージースイスと言われており、そのディールの内容を見ても何をやりたいのかさっぱりわかりませんでした。お...
イングランド銀行の金融政策決定会合に注目!
イングランド銀行「BOE」の金融政策決定会合の発表が8/4の20時にあります。大方の予想ではこの「政策金利」を0.25pt引き下げて、0.25ptにするというものなのですが、この予想をしている方というのは一体、誰なのか?と不思議に思います。また「リーマンショッ...
ゴールド、ドイツ銀行、原油価格のマーケット
きのうはおそらく9月以降に大幅な「金融緩和」、先月のように「ETF」の増額ではなく「国債」の買取による量的緩和を実施するであろう、という話をしました。⇒ 日銀は、ほぼ9月以降に追加緩和を行うであろう根拠今回は、いろいろなマーケットをみて、それを検証していきたい...
日銀は9月以降に追加緩和を行うであろう根拠
週末は分投げの週末でした。買い方が上値を期待して買ったはいいものの、投げさせられたのが実態でしょう。個人的には、こんなに早く二番底を目指す展開になるとは、と考えています。「ファンダメンタルズ」と直近の指標や決定で動いてはいなく、テクニカルで全部、マーケットが動...
安値を出す可能性が高い今年の夏相場について
今回、私の見通しは相当、甘い見通しであったな、と考えていることになりますが、なぜ、この時期のマーケットが難しいのかを徹底的に考えていきたいと思います。セル・イン・メイ「セル・イン・メイ」この格言というよりも慣用句になるのですが、5月には株を売って寝ていなさい、...