FOMCの議事録には考えさせられる点が多く、この議事録をきちんと読んでいない専門家と称する人たちの意見には要注意です。たとえば、雇用に対して、私のように統計結果の全体の数字をみている人間にとっては、雇用は強いとしか判断しようがないのですが、FOMC議事録によれ...
角野 實のコラム
ロジカルシンキングについて
原油価格がオペックとロシアが減産を減らすという報道で下落をしています。材料としては供給が増える可能性があるのですが、果たして本当にそれは正しいのでしょうか?オペック総会オペック総会というのは毎年、11月の末から12月上旬に行われます。このことで一番、大事なのは...
あらためて、このコラムの趣旨
みなさんはきのうの米朝会談中止の発表をみて、驚いた方も多いことでしょう。私はあのトランプさんの発表の前に米朝会談は行われないと言い切っていると思います。言い切るという言い方は適当ではないのかもしれませんが、心の中で行われるわけがないだろう、といつも思っていたの...
FOMCの内容とトルコ中銀が利上げ
これからいろいろお話ししますが、みなさんに一番わかりやすいのは円安ババァ、こと尾河真紀が本当に逆指標であることは確認できたと思います。彼女が円安と叫べば、叫ぶほど円高になるというのは理解できたと思います。典型的な曲がり屋の行動であって、曲がり屋というのは自分の...
アメリカ経済への疑念とトルコリラ円の買いについて
フィラルディアフィア、ニューヨーク、リッチモンド連銀の景況感指数が発表され、何れも好調なアメリカ経済を反映したものになっています。もう一度、繰り返しておきますが、これらの連銀の指数というのは、ISM指数の前哨戦、つまり先行指数となりおそらく6月上旬に発表される...
ようやくドル円が調整を開始
私がそろそろ、ドル円がヤバいのではないのか、と思い始めたのが先週の月曜日、14日くらいからです。その間、ずっとドル円は円安方向に進行し、きのう、ようやく本格的な調整を示してきました。1週間、少し相場を知っている方にとっては、調整する、と考えていたわけですから1...
アメリカの戦略@マーケットの3主体、債券、株式、通貨の正常化
土曜、日曜に米中貿易に関して新たな合意がなされたようですが、あまり興味がないのです。きのうのコラムでは「貿易赤字の解消というのはドル高になる」という趣旨を書きました。しかし、これをきちんと認識をしていた人が何人いるのか?ということを考えるとすぐさまに反応はしな...
貿易赤字はなぜ悪いのか?貿易赤字を減らすとどうなる?
金曜、土曜日と出張でまたもや東京に行っていたのですが、東京の暑さに悶絶をしていました。毎年、5月に真夏のような気温になるのは毎度のことでなんとも感じないのですが、平均気温が上昇ということはやはり警戒をしなければいけません。去年の12月に平年より気温が下がったこ...
世界情勢の解説@マレーシア、中東、イスラエル、中国、イタリア
マレーシアマレーシアで左派寄りの政権ができ「消費税廃止」とかうらやましい話です。私からみれば日本で民主党政権ができたことを彷彿とさせ、国民に耳障りの、よい政策ばかりやっている政権など全く信用ができません。そもそも、景気が悪いから政権交代が起こるのであって、その...
内部要因はすぐに変わるもの@昨日のコメントへの回答
たぶん、調整するんだろうな、と思っていたら、やはり調整をしたというのが素直な感想です。その根拠はスイスフランであって、ドル円が新値、アメリカ10年物国債も新値であっても単なる調整、トルコリラも新値も単なる底値探りとしか、思っていません。もう一度確認私の意見とい...